【4月の誕生花一覧】ギフトにぴったりな花言葉も紹介

【4月の誕生花一覧】ギフトにぴったりな花言葉も紹介

お花好きな方でなくても、きっと一度は聞いたことがある「誕生花」。誕生花を使った花束や、誕生花をモチーフにしたアイテムを誕生日プレゼントに贈る方も多いと思います。

今回は誕生花や花言葉に関する複数の書籍の中から、ギフトにぴったりな花言葉を持つものを厳選してまとめました。4月生まれの方へ贈る誕生花をお探しの方や自分の誕生花を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

4月の誕生花一覧

4月全般の誕生花:チューリップ

4月全般の誕生花:チューリップ

4月全般の誕生花は「チューリップ」。原産地のトルコで人々がかぶっている帽子(ターバン)に形が似ていることから、ペルシャ語でターバンを意味する「Tulipan」が花名の由来です。17世紀のオランダでは空前のチューリップブームが起き、宝石よりも高い値段で売買されることもありました。

花色や形はバリエーション豊富で、現在では世界中に約5600種あるといわれています。愛に関する花言葉が多く付けられていますが、黄と白のチューリップにはネガティブな意味もあるのでプレゼントするときは注意が必要です。

チューリップの花言葉
  • 全般:「思いやり」「博愛」「名声」
  • 赤:「真実の愛」「永遠の愛」「愛の告白」
  • ピンク:「優しさ」「愛の芽生え」
  • 黄:「明るさ」「希望のない恋」
  • 紫:「不滅の愛」「気高さ」
  • 白:「純真」「失われた愛」

1日の誕生花:サクラ

4月1日の誕生花:サクラ

4月1日の誕生花は「サクラ(桜)」。サクラには600種以上の種類があると言われていますが、日本でもっともポピュラーなのは『ソメイヨシノ』です。明治以降に日本全国に広がり、今ではサクラを代表する品種となっています。

その他のサクラの種類別花言葉についてはこちらをご参照ください。

種類別でわかる桜(サクラ)の花言葉の意味一覧種類別でわかる桜(サクラ)の花言葉の意味一覧
サクラ全般の花言葉
「精神の美」「優雅な女性」

2日の誕生花:ニホンサクラソウ

4月2日の誕生花:ニホンサクラソウ

4月2日の誕生花は「ニホンサクラソウ(日本桜草)」。花言葉はハートのような花びらの形や、小さな花を輪生状に咲かせる清楚な姿から付けられました。

俳人・小林一茶が詠んだ「我が国は 草も桜を 咲きにけり」という句があります。「日本では草にもサクラのような美しい花が咲く」という意味。サクラソウという花名もサクラに似た花を咲かせることから付けられたと考えられています。

ニホンサクラソウの花言葉
「初恋」「憧れ」「無邪気」「清らか」「希望」

3日の誕生花:タンポポ

4月3日の誕生花:タンポポ

4月3日の誕生花は「タンポポ(蒲公英)」。かつては「ツヅミグサ(鼓草)」と呼ばれていましたが、鼓を打つ「たん、ぽぽん」という擬音が転じてこの名になったと言われています。

花言葉の「愛の信託」は、ヨーロッパではタンポポの花びらを抜いたり綿毛を飛ばしたりして恋占いをしたことから。なお、綿毛(種)の状態になったタンポポは風に吹かれて飛んでいくことから「別離」の花言葉もあります。

タンポポの花言葉
  • 花:「愛の信託」「真心の愛」「誠実」「幸せ」「再会の夢」
  • 綿毛:「別離」

4日の誕生花:マーガレット

4月4日の誕生花:マーガレット

4月4日の誕生花は「マーガレット」。白く美しい花が真珠を思わせることから、ギリシャ語の「マルガリテス(=真珠)」が語源です。現在は白のほかピンク・黄・赤など多彩な色があります。

花びらの数が一定ではないことから、ヨーロッパでは古くから恋占いの花として親しまれてきました。マリー・アントワネットもこの花を好み、宮殿の庭に植えて愛でたそうです。また、マーガレットは9月3日の誕生花でもあります。

マーガレットの花言葉
「恋占い」「恋のゆくえ」「真実の愛」「真実の友情」「信頼」「誠実」「心に秘めた愛」

5日の誕生花:フジ

4月5日の誕生花:フジ

4月5日の誕生花は「フジ(藤)」。フジは古くから美しくしとやかな女性にたとえられてきました。『万葉集』や『古事記』で数多く詠まれ、平安時代には藤原家の家紋にもなっています。葉や花は加熱すれば食用にもなり、凶作の際に重宝されていたそうです。

毎年4月~5月になると、全国各地の観光地で『藤棚』が見頃を迎えます。一大ブームとなった『鬼滅の刃』では、鬼が嫌う花として登場しました。

フジの花言葉
「優しさ」「歓迎」「恋に酔う」「あなたに夢中」「至福のとき」

6日の誕生花:シナワスレナグサ

4月6日の誕生花:シナワスレナグサ

4月6日の誕生花は「シナワスレナグサ(支那勿忘草)」。中国原産でワスレナグサに似ていることからこの名が付きました。ワスレナグサに比べると大型で、高さは50~60cm程度になります。

欧米では青紫色の花は恋人に捧げる花として好まれており、花言葉もそこから来ているようです。別名「シノグロッサム」。

シナワスレナグサの花言葉
「真実の愛」

7日の誕生花:ネモフィラ

4月7日の誕生花:ネモフィラ

4月7日の誕生花は「ネモフィラ」。北アメリカ原産のお花です。品種によって色や特徴がやや異なりますが、もっとも一般的なのは爽やかな青い花を付ける『インシグニスブルー』。英名では「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれます。

花言葉の「可憐」は、その愛らしい花姿から。「どこでも成功」は、原種が森の周辺の明るいひだまりに群生するイメージから来ているようです。

ネモフィラの花言葉
「可憐」「どこでも成功」「あなたを許す」

8日の誕生花:エニシダ

4月8日の誕生花:エニシダ

4月8日の誕生花は「エニシダ(金雀枝)」。チョウのような形をした黄色い花を枝いっぱいに咲かせます。「金雀枝」の字が当てられたのは、金色の小鳥が枝にたくさん止まっているように見えるため。

ヨーロッパでは豊かな実りのシンボルとされており、縁起がいい植物として知られています。また、エニシダは3月13日の誕生花でもあります。

エニシダの花言葉
「清純」「謙虚」

9日の誕生花:ウォールフラワー

4月9日の誕生花:ウォールフラワー

4月9日の誕生花は「ウォールフラワー」。花名は、ヨーロッパの古い土壁によく見られることから。中世には吟遊詩人や騎士たちがこの花を身につけ、恋人への貞操を誓ったという逸話があります。

同じアブラナ科の「ストック(別名:アラセイトウ)」に似ていて独特の芳香を放つことから、「ニオイアラセイトウ(匂い紫羅欄花)」という別名も。

ウォールフラワーの花言葉
「愛のきずな」「末永い愛情」「好奇心」

10日の誕生花:ゲッケイジュ

4月10日の誕生花:ゲッケイジュ

4月10日の誕生花は「ゲッケイジュ(月桂樹)」。別名は「ローリエ」です。葉は煮込み料理でよく使われ、肉特有の臭みを取るハーブなどとして利用されています。花言葉は「栄光・名誉・勝利」の象徴であるギリシャ神話の太陽神アポロンの逸話から。

アポロンは河の神の娘ダフネに恋をし、追い回して求愛し続けます。悩んだダフネは父神に哀願した末、ゲッケイジュの樹に姿を変えてしまいました。悲しんだアポロンは永遠の愛の証として、葉で作った冠を永遠に身につけていたといわれています。

ゲッケイジュの花言葉
  • 花:「栄光」「名誉」「勝利」「輝ける未来」
  • 葉「死すとも変わらず」

11日の誕生花:レンギョウ

4月11日の誕生花:レンギョウ

4月11日の誕生花は「レンギョウ(連翹)」。細い枝いっぱいに黄色い小花を咲かせ、その後入れ替わるように芽吹く新緑も見事です。実には消炎・解毒・利尿作用があり、古くから生薬として利用されています。

花言葉の「期待」「希望」などは、輝くような花で新しい季節の訪れを告げることから。「遠い記憶」は、香りをかぐとその季節の記憶を思い出すということから付けられたようです。

レンギョウの花言葉
「期待」「希望」「達せられた希望」「遠い記憶」「情け深い」

12日の誕生花:ネメシア

4月12日の誕生花:ネメシア

4月12日の誕生花は「ネメシア」。南アフリカ原産のお花です。春~秋にかけて、チョウのように軽やかな形の小花があふれるように咲き乱れます。花色は紫・ピンク・黄・青・白などがあり豊富です。

可憐な花姿から繊細なイメージがありますが、見た目に反して丈夫で多少水やりを怠っても枯れることはありません。

ネメシアの花言葉
「偽りのない心」

13日の誕生花:ハルシャギク

4月13日の誕生花:ハルシャギク

4月13日の誕生花は「ハルシャギク(波斯菊)」。「波斯」はペルシャのことを指しますが、原産地はペルシャではなく北アメリカです。日本には明治の始め頃に渡来したといわれ、現在は帰化して空き地や河川敷などでも見られます。

中央に濃褐色の部分があり、これが蛇の目に見えることから「ジャノメソウ(蛇の目草)」の別名を持ちます。花言葉も大きな瞳に見つめられているように見えることから付けられたのでしょう。

ハルシャギクの花言葉
「一目惚れ」

14日の誕生花:ボタン

4月14日の誕生花:ボタン

4月14日の誕生花は「ボタン(牡丹)」。美人を表現する言い回し「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」でもおなじみ。薄く大きな花びらが幾重にも重なった花は豪華さと気品を感じさせます。

花言葉の「富貴」「風格」は、その堂々とした花姿や、中国で多くの皇帝や后妃に愛されたことが由来。一方で「恥じらい」という花言葉も付けられたのは、花びらが中央を覆い隠すように咲くことが理由のようです。

ボタンの花言葉
「富貴」「風格」「恥じらい」

15日の誕生花:バラ[ピンク]

4月15日の誕生花:バラ[ピンク]

4月15日の誕生花は「バラ(薔薇)[ピンク]」。ピンクと言っても限りなく白に近いものから、赤に近い華やかなものまであります。華やかさと気品をあわせ持つピンクのバラは、数々の名画にも描かれました。

バラは愛を象徴する花として世界中で親しまれており、花言葉も愛や美しさに関するものが多く付けられています。また、白のバラは11月22日の誕生花でもあります。

バラの花言葉
  • 全般:「愛」「美」
  • ピンク:「上品」「可愛い人」「愛の誓い」「しとやか」「温かい心」「満足」「感銘」

16日の誕生花:グロリオサ

4月16日の誕生花:グロリオサ

4月16日の誕生花は「グロリオサ」。燃えるように鮮やかな花色と、細い花びらの縁が波打つ姿が印象的な花です。花名はラテン語の「groliosus(見事な)」が由来。花言葉のひとつ「天分」は、生まれ持った性質や才能をあらわす言葉です。

葉先が巻きひげになり、周囲に巻きついて伸びることから「クライミングリリー」の別名も。また、グロリオサは7月28日の誕生花でもあります。

グロリオサの花言葉
「栄光」「勇敢」「華麗」「華美」「天分」

17日の誕生花:ユスラウメ

4月17日の誕生花:ユスラウメ

4月17日の誕生花は「ユスラウメ(山桜桃・梅桃)」。ウメと名が付き漢字には「桃」の字が当てられていますが、見た目はサクラに近い印象です。サクラよりも小ぶりな白い花を咲かせ、その後サクランボに似た直径1cmほどの赤い実を付けます。

実は生食や果実酒などにも人気が高く、家庭果樹や鑑賞樹として江戸時代から栽培されてきました。花名の「ユスラ」は、実を取るために枝を揺らしたことからという説と、原産地の朝鮮語の音が変じたという説があるようです。

ユスラウメの花言葉
「輝き」「郷愁」

18日の誕生花:ニゲラ

4月18日の誕生花:ニゲラ

4月18日の誕生花は「ニゲラ」。花名はラテン語の「niger(黒い)」が派生したもので、種が黒いことが理由です。別名の「クロタネソウ(黒種草)」もこれにちなみます。

花を包む糸状の葉は「美女のみだれ髪」「ヴィーナスのほつれ髪」とも呼ばれ、ここから「Love in a mist(霧の中の恋人)」というロマンチックな英名が付きました。花言葉もその花姿から付けられたようです。また、ニゲラは8月7日の誕生花でもあります。

ニゲラの花言葉
「夢の中の恋」「ひそやかな喜び」「未来」

19日の誕生花:アマランサス

4月19日の誕生花:アマランサス

4月19日の誕生花は「アマランサス」。花穂が乾燥してもしぼまないことから、ギリシャ語で「しおれない」をあらわす言葉が花名の由来です。花言葉もこの性質にちなんで付けられました。

近年はその栄養価の高さからスーパーフードとして注目されていますが、南米では紀元前から重要な穀物のひとつとして栽培されていたようです。また、アマランサスは9月28日の誕生花でもあります。

アマランサスの花言葉
「粘り強い精神」「不老不死」「不滅」「心配ご無用」

20日の誕生花:ストロベリーキャンドル

4月20日の誕生花:ストロベリーキャンドル

4月20日の誕生花は「ストロベリーキャンドル」。花名は、イチゴやロウソクの炎のように見える花姿から。花言葉もその可愛らしい見た目にちなんだものが多く付けられています。

日本へは明治時代に牧草として輸入されました。家畜の飼料になるほか、植えたまま肥料になる緑肥効果も高く、牧草地を肥沃な土壌に変える役割も。また、ストロベリーキャンドルは12月28日の誕生花でもあります。

ストロベリーキャンドルの花言葉
「私を思い出して」「胸に灯をともす」「素朴な愛らしさ」「きらめく愛」「善良」

21日の誕生花:ワスレナグサ

4月21日の誕生花:ワスレナグサ

4月21日の誕生花は「ワスレナグサ(勿忘草)」。花名や花言葉は、ドイツの逸話が由来です。若い騎士ルドルフは、恋人ベルタのためにドナウ川のほとりに咲く花を取ろうとして、誤って流されてしまいます。ルドルフはその花を恋人に投げ「私を忘れないで」という言葉とともに帰らぬ人となりました。

このルドルフの言葉がそのまま花名になり、世界中で「(私を)忘れないで」という意味の名前で呼ばれています。このエピソードから、ヨーロッパでは古くから誠実な気持ちや友情を示す花として親しまれてきました。

また、ワスレナグサは2月29日の誕生花でもあります。

ワスレナグサの花言葉
「私を忘れないで」「真実の愛」「真実の友情」

22日の誕生花:イースターカクタス

4月22日の誕生花:イースターカクタス

4月22日の誕生花は「イースターカクタス」。キリストの復活を祝うイースターの頃に咲くことからこの名が付きました。「カクタス(cuctus)」は英語でサボテンという意味。

肉厚で平たい茎節の先に、星状の華やかな花を付けます。別名の「ホシクジャク(星孔雀)」は、その形が由来です。

イースターカクタスの花言葉
「恋の年頃」「復活の喜び」

23日の誕生花:カンパニュラ

4月23日の誕生花:カンパニュラ

4月23日の誕生花は「カンパニュラ」。花名はラテン語の「釣り鐘」が語源で、別名の「フウリンソウ(風鈴草)・ツリガネソウ(釣鐘草)」も、小さな鐘のような花を咲かせることから付けられました。花言葉はギリシャ神話が由来です。

果樹園の番人だった精霊カンパニュールは、園に侵入してきた兵士を発見しベルを鳴らして知らせましたが、兵士に見つかり殺されてしまいます。それを知った花の女神フローラが、果樹園を守ったカンパニュールの誠実さに感謝し、美しいベルの形の花に変えました。

また、カンパニュラは5月15日の誕生花でもあります。

カンパニュラの花言葉
「感謝」「誠実」「望み」「思いを告げる」

24日の誕生花:コデマリ

4月24日の誕生花:コデマリ

4月24日の誕生花は「コデマリ」。白い小花が集まって咲くようすが毬のように見えることからこの名が付きました。花言葉の「優雅」は、その気品ある姿から。「努力家」「友情」は、寄り集まって咲く花同士が競い合ったり、励まし合ったりしているように見えることが由来です。

コデマリによく似てやや大きい「オオデマリ」という花もありますが、コデマリはバラ科、オオデマリはスイカズラ科で違う種類の植物です。また、コデマリは1月15日の誕生花でもあります。

コデマリの花言葉
「優雅」「品格」「気品」「努力家」「友情」

25日の誕生花:ビジョナデシコ

4月25日の誕生花:ビジョナデシコ

4月25日の誕生花は「ビジョナデシコ(美女撫子)」。直径2cmほどの小花が傘状にたくさん付きます。花色は赤・ピンク・白・複色など豊富です。

ナデシコには世界各地で300種以上の仲間があると言われていますが、代表種のひとつがこのビジョナデシコ。日本には明治に渡来し、その当時はアメリカでの栽培が盛んだったことから「アメリカナデシコ(亜米利加撫子)」の別名もあります。

ビジョナデシコの花言葉
「純粋な愛情」「あなたは完璧」

26日の誕生花:アジュガ

4月26日の誕生花:アジュガ

4月26日の誕生花は「アジュガ」。暑さ寒さに強く、半日陰でも元気に育つお花です。レプタンスという品種はグラウンドカバーとしてもよく利用されます。キランソウ属に属することから、別名「セイヨウキランソウ(西洋金瘡小草)」。俳句の季語であるジュウニヒトエもアジュガの仲間です。

親株から伸ばした茎(ランナー)の先に子株ができ、春には親株と子株が一緒に花を咲かせます。花言葉は、その姿が仲良し家族のように見えることから付けられたようです。

アジュガの花言葉
「心休まる家庭」

27日の誕生花:カルミア

4月27日の誕生花:カルミア

4月27日の誕生花は「カルミア」。アメリカ原産のシャクナゲの仲間で、別名は「アメリカシャクナゲ(亜米利加石楠花)」。アメリカを代表する常緑低木で、コネチカット州では州花になっています。

花名はこの花を発見したスウェーデンの植物学者ペール・カルムにちなみます。花言葉は、その優美で愛らしい花姿から。また、カルミアは2月20日の誕生花でもあります。

カルミアの花言葉
「賞賛」「優美な女性」「神秘的な思い出」

28日の誕生花:ローズマリー

4月28日の誕生花:ローズマリー

4月28日の誕生花は「ローズマリー」。肉料理などに使うハーブとしておなじみですが、記憶力を活性化させる効果もあると言われています。中世ヨーロッパでは故人をしのんで棺に入れたり墓地に植えたりもしたそうで、花言葉の「記憶」「追憶」「思い出」などはこれにちなみます。

「変わらぬ愛」は、花嫁の幸せを願うおまじないのひとつであるサムシングブルーの花飾りにもよく使われることから。また、ローズマリーは1月21日の誕生花でもあります。

ローズマリーの花言葉
「思い出」「変わらぬ愛」「記憶」「追憶」「あなたは私をよみがえらせる」「私を思って」

29日の誕生花:カキツバタ

4月29日の誕生花:カキツバタ

4月29日の誕生花は「カキツバタ(杜若・燕子花)」。湿原など浅い水中で育ちます。濃紫や青紫の花びらに、白い模様がスッと一筋入っているのが特徴です。

漢字の「燕子花」は、花がツバメの飛び立つ姿に見えることから。花言葉もツバメが幸福を運んでくる鳥とされていることにちなんでいます。

カキツバタの花言葉
「幸福はきっとあなたのもの」「幸福が来る」「贈り物」「気品」

30日の誕生花:ムラサキハナナ

4月30日の誕生花:ムラサキハナナ

4月30日の誕生花は「ムラサキハナナ(紫花菜)」。花名は、ナノハナに似ていて紫色の花を付けることから付けられました。三国志で有名な諸葛孔明が、兵士の食料とするため出陣先で栽培させたことから「ショカツサイ(諸葛菜)」とも呼ばれます。

花言葉は諸葛孔明の聡明さにちなんで付けられました。また、ムラサキハナナは2月18日の誕生花でもあります。

ムラサキハナナの花言葉
「聡明」「優秀」「知恵の泉」

他の月の誕生花も知りたい方はこちら↓

【もらってうれしい花言葉】366日誕生花一覧【もらってうれしい花言葉】366日誕生花一覧

(参考文献)
・WRITES PUBLISHING(編), 心がきれいになる 365日誕生花と名言, 株式会社ライツ社, 2017.
・主婦の友会(編), 新装版 誕生花と幸せの花言葉366日, 株式会社 主婦の友会, 2016.
・鈴木路子(監修), 誕生花事典 日々を彩る花言葉ダイアリー, 株式会社 大泉書店, 2010.
・Flower Me(編), 幸せを運ぶ 花言葉12か月, 株式会社 日本文芸社, 2021.
・宇田川佳子(監修), ちいさな花言葉・花図鑑, 株式会社 ユーキャン 学び出版, 2019.
・川崎景介(監修), すてきな花言葉と花の図鑑, 株式会社 西東社, 2021.
・植松黎, 誕生花事典366日, 株式会社 角川書店, 2002.
・二宮考嗣, 美しい花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ, 株式会社ナツメ社, 2015.
・学校法人伊東学園 テクノ・ホルティ園芸専門学校(監修),飾る・贈る・楽しむ 花屋さんの花事典, 株式会社ナツメ社, 2016.