【6月の誕生花一覧】ギフトにぴったりな花言葉も紹介

【6月の誕生花一覧】ギフトにぴったりな花言葉も紹介

お花好きな方でなくても、きっと一度は聞いたことがある「誕生花」。誕生花を使った花束や、誕生花をモチーフにしたアイテムを誕生日プレゼントに贈る方も多いと思います。

今回は誕生花や花言葉に関する複数の書籍の中から、ギフトにぴったりな花言葉を持つものを厳選してまとめました。6月生まれの方へ贈る誕生花をお探しの方や自分の誕生花を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

6月の誕生花一覧

6月全般の誕生花:アジサイ

6月全般の誕生花:アジサイ

6月全般の誕生花は「アジサイ(紫陽花)」。日本原産のガクアジサイが、西洋で品種改良されて逆輸入されました。花言葉の「和気あいあい」「家族」「団らん」は、小さな花が集まってにぎやかに咲くようすから。「辛抱強さ」は、オランダ人医師シーボルトの逸話に由来します。

鎖国中に長崎に滞在していたシーボルトは、帰国後再渡航禁止処分となりました。そのとき持ち帰ったガクアジサイに、日本に残してきた恋人『お滝さん』の姿を重ね「Hydrangeaハイドランジア Otaksaオタクサ」という学名を付けます。お滝さんは生涯シーボルトの帰りを待ち続けたと言われ、「辛抱強さ」は彼女の切ない想いを表しているそうです。

ちなみに、咲いている間に花の色が徐々に変化するようすから「移り気」という花言葉もあるので、プレゼントとして贈る場合は注意が必要です。

アジサイの花言葉
  • 全般:「和気あいあい」「家族」「団らん」「辛抱強さ」「移り気」
  • 紫:「神秘」
  • 青:「辛抱強い愛」
  • 白:「寛容」
  • ピンク:「強い愛情」「元気な女性」
  • 緑:「ひたむきな愛」

1日の誕生花:オールドローズ

6月1日の誕生花:オールドローズ

6月1日の誕生花は「オールドローズ」。名前の通り、バラの中でも長い歴史を持つ品種群を指します。明確な定義はありませんが、19世紀以前からある古い品種をこう呼ぶことが多いようです。

バラらしい華やかさもさることながら、良い香りが特徴の『芳香種』も多く、ガーデニングファンの人気を集めています。花言葉は、そのすばらしい見た目と香りから付けられたようです。

オールドローズの花言葉
「優美」

2日の誕生花:タイム

6月2日の誕生花:タイム

6月2日の誕生花は「タイム」。煮込み料理の香り付けや肉の臭み消しなどに用いられるほか、心とからだをリフレッシュさせるアロマテラピーにもよく使われます。大きく分けると枝が直立して生長するタイプと地面を這うように生長するタイプの2種類があり、直立タイプは別名で「タチジャコウソウ(立麝香草)」ともいいます。

属名の「Tymes」は、ギリシャ語の「匂わせる」が由来。古代ギリシャ・ローマ時代には、勇気や品位の象徴として入浴後にタイムの香りを胸に擦り付ける男性が多かったそうです。また、タイムは8月27日の誕生花でもあります。

タイムの花言葉
「勇気」「活発」

3日の誕生花:シロツメクサ

6月3日の誕生花:シロツメクサ

6月3日の誕生花は「シロツメクサ(白詰草)」。幸運の象徴である「四葉のクローバー」は、見つけられる確率が約1万分の1とも言われています。漢字で「詰草」と書くのは、オランダからの輸入品の梱包材として使われていたのが由来です。

また、シロツメクサは5月9日の誕生花でもあります。

シロツメクサの花言葉
「約束」「幸運」「実直」「私を想って」「豊潤」

4日の誕生花:バイカウツギ

6月4日の誕生花:バイカウツギ

6月4日の誕生花は「バイカウツギ(梅花空木)」。ウメによく似た白い花を咲かせること、枝の中が空洞になっていることが名前の由来です。ウメの花びらは5枚ですが、バイカウツギは4枚なので簡単に見分けられます。

花言葉の「思い出」「回想」は、嗅覚が脳の海馬と強く結びついており、香りによって昔の記憶がよみがえることから。「気品」「品格」は、ウメに似て洗練された花姿から付けられたようです。属名の「Philadelphus」はギリシャ語で「兄弟愛」を表します。

バイカウツギの花言葉
「思い出」「回想」「気品」「品格」「兄弟愛」

5日の誕生花:シラン

6月5日の誕生花:シラン

6月5日の誕生花は「シラン(紫蘭)」。紫色の花を付けるランの仲間であることから付いた名ですが、紫のほか白やピンクの花を咲かせるものもあるようです。日本では古くから親しまれており、『万葉集』にもシランを題材にした句が収められています。

また、シランは5月6日の誕生花でもあります。

シランの花言葉
「変わらぬ愛」「楽しい語らい」「希望」

6日の誕生花:アストランティア

6月6日の誕生花:アストランティア

6月6日の誕生花は「アストランティア」。その星型の見た目から、ギリシャ語で「星」を意味する「アストラ」が花名の語源です。花びらのように見えるのは葉の一部が変化した 『苞(ほう)』 というもの。中心から突き出た一本一本が本当の花の部分です。

花言葉の「愛の渇き」は、乾燥しやすくドライフラワーに向いている性質から。「星に願いを」はその花姿から付けられました。

アストランティアの花言葉
「愛の渇き」「星に願いを」

7日の誕生花:レースフラワー

6月7日の誕生花:レースフラワー

6月7日の誕生花は「レースフラワー」。小さな白い小花が集まって咲くようすが、繊細なレース編みを思わせることから名付けられました。

その純白で清楚な花姿から、英名では「Bishop’s weed(司教の草)」と呼ばれます。花言葉の「可憐な心」「細やかな愛情」などもその見た目から来ているようです。「感謝」は、ヨーロッパでは古くから滋養強壮・健胃・利尿作用などの効能があるハーブとして用いられていたことから。

また、レースフラワーは3月15日の誕生花でもあります。

レースフラワーの花言葉
「可憐な心」「細やかな愛情」「感謝」「ほのかな思い」

8日の誕生花:ジャスミン

6月8日の誕生花:ジャスミン

6月8日の誕生花は「ジャスミン」。花名はペルシャ語の「ヤースミーン(神からの贈り物)」が語源で、優雅で甘美な香りが特徴です。世界に300種以上あると言われており、その純白な花姿からウェディングブーケなどによく用いられます。

花言葉の「清らかな祈り」「愛らしさ」などはその清楚な見た目から。「官能的」は、妖艶で甘い香りを放つことから付けられたようです。また、ジャスミンは10月23日の誕生花でもあります。

8日の誕生花:ジャスミン
「清らかな祈り」「清楚」「愛らしさ」「柔和」「優美」「官能的」

9日の誕生花:アスター

6月9日の誕生花:アスター

6月9日の誕生花は「アスター」。1731年、カトリックの神父ダンカルビーユがこの種を中国からパリの植物園に送ったことからヨーロッパに広がりました。品種が非常に多く、一重咲きから八重咲き、かわいらしいポンポン咲きなどさまざまな形があります。花言葉の「変化」は、この多彩さにちなみます。

「信じる心」は、花びらを一枚ずつちぎって「好き、嫌い」を占う花占いで使われることが由来です。また、アスターは3月7日の誕生花でもあります。

アスターの花言葉
「変化」「同感」「追憶」「信じる心」「美しい思い出」

10日の誕生花:カキツバタ

6月10日の誕生花:カキツバタ

6月10日の誕生花は「カキツバタ(杜若・燕子花)」。漢字で「燕子花」と書くのは、花の形が飛び立つツバメのように見えるため。花言葉の「幸福が来る」なども、ツバメが幸運を運ぶ鳥をされていることが由来です。

また、カキツバタは4月29日の誕生花でもあります。

カキツバタの花言葉
「幸福はきっとあなたのもの」「幸福が来る」「贈り物」「気品」

11日の誕生花:アガパンサス

6月11日の誕生花:アガパンサス

6月11日の誕生花は「アガパンサス」。花名はギリシャ語の「agape(愛)」「anthos(花)」が語源で、ヨーロッパでは愛や恋を象徴する花として親しまれています。花言葉の「知的な装い」は、涼しげで知的な印象を与える淡青色の花にちなむようです。

クンシランに花の咲く姿が似ていることから、別名で「ムラサキクンシラン(紫君子蘭)」と呼ばれることも。また、アガパンサスは7月25日の誕生花でもあります。

アガパンサスの花言葉
「恋の訪れ」「ラブレター」「誠実な愛」「誠実な心」「知的な装い」

12日の誕生花:レセダ

6月12日の誕生花:レセダ

6月12日の誕生花は「レセダ」。学名の「Reseda」はギリシャ語の「resedo(=癒やす)」が由来で、かつては薬草として用いられていたようです。別名の「モクセイソウ(木犀草)」は、モクセイに香りが似ていることから。

どちらかといえば野草のような趣で、あまり目立つお花ではありません。花言葉は、その控えめな見た目に反していい香りや薬効を持つことから付けられたと考えられます。

レセダの花言葉
「見かけ以上の人」

13日の誕生花:クチナシ

6月13日の誕生花:クチナシ

6月13日の誕生花は「クチナシ(梔子・口無)」。実が熟しても裂けない(=口を開かない)ことが花名の由来です。秋に付ける実は「山梔子(サンシシ)」と呼ばれ、生薬として重宝されています。ジンチョウゲやキンモクセイに並ぶ三大香木のひとつです。

花言葉の「幸せを運ぶ」は、その甘い香りが初夏の風に運ばれていくことから。アメリカでは男性がダンスパーティーに女性を誘うとき贈る花としても知られており、「幸せ」に関する花言葉は、受け取った女性の気持ちを表していると言われています。

クチナシの花言葉
「喜びを運ぶ」「とても幸せです」「優雅」「洗練」

14日の誕生花:ルリハコベ

6月14日の誕生花:ルリハコベ

6月14日の誕生花は「ルリハコベ(瑠璃繁縷)」。瑠璃色(紫みを帯びた濃い青)のハコベに似た花を付けることから名付けられました。学名の「Anagallis」は、ギリシャ語の「agallein(=楽しむ)」が語源と言われています。

雨やくもりの日には天気予報のようにぴったりと花を閉じてしまう性質から、英名では「Poor man’s weatherglass(=貧乏人の晴雨計)」「Shepherd’s barometer(=羊飼いの晴雨計)」とも呼ばれています。

ルリハコベの花言葉
「恋の出会い」

15日の誕生花:ノバラ

6月15日の誕生花:ノバラ

6月15日の誕生花は「ノバラ(野薔薇)」。古くから日本の山野に自生する原種のバラです。トゲが多いことから、「野のイバラ」が転じて「ノイバラ(野茨)」と呼ばれることも。『万葉集』では「うまら(宇万良)」の名で歌が詠まれています。

華やかな現代バラとは違い、清楚で「素朴なかわいらしさ」のあるお花です。秋に実る赤い実は、利尿などの効能がある生薬としても使われます。

ノバラの花言葉
  • 花:「素朴なかわいらしさ」「詩情」「才能」
  • 実:「無意識の美」

16日の誕生花:ナツツバキ

6月16日の誕生花:ナツツバキ

6月16日の誕生花は「ナツツバキ(夏椿)」。冬に咲くツバキによく似たお花で、6~7月頃に開花します。花びらが薄く、ふちに細かいギザギザが入っているのが特徴です。

別名の「シャラノキ(沙羅樹)」は仏教で聖木とされている「シャラソウジュ(沙羅双樹)」と間違われて付いたものですが、現在でもお寺などでよく植えられています。白っぽい幹肌が美しいため、庭木やシンボルツリーとしても人気です。

また、ナツツバキは7月15日の誕生花でもあります。

ナツツバキの花言葉
「愛らしさ」「愛らしい人」

17日の誕生花:スイカズラ

6月17日の誕生花:スイカズラ

6月17日の誕生花は「スイカズラ(忍冬・吸葛)」。漢字の「忍冬」は冬の寒さの中でも葉が青々としているようすから、「吸葛」は子どもたちが甘い蜜を吸って遊んだことから付けられたようです。英名ではスイカズラの仲間を総称して「ハニーサックル(Honeysuckle)」と呼びます。

豊かな芳香とつるが絡まり合うようすから恋愛の象徴とされており、花言葉もそれにちなむようです。

スイカズラの花言葉
「誠実」「愛の絆」「献身的な愛」

18日の誕生花:ゴデチア

6月18日の誕生花:ゴデチア

6月18日の誕生花は「ゴデチア」。花名はスイスの植物学者C.H.ゴーデの名にちなみます。花びらには独特の光沢があり、別名は「サテンフラワー」。花色はピンク・赤・紫・オレンジ・白など多彩です。

梅雨の頃から初夏にかけて開花することから、英名では「Farewell to spring(春よさようなら)」とも呼ばれます。

ゴデチアの花言葉
「静かな喜び」「変わらぬ愛」

19日の誕生花:アリウム・ギガンチウム

6月19日の誕生花:アリウム・ギガンチウム

6月19日の誕生花は「アリウム・ギガンチウム」。「ギガンチウム(=巨大な)」という名前の通り、小さな花が集まって大きな球状になります。そのユニークな見た目から「ネギ坊主」の愛称で呼ばれることも。

花言葉の「夫婦円満」「円満な人柄」は、そのふっくらした花姿から。「正しい主張」「不屈の心」はまっすぐ伸びた茎に由来します。

「アリウム」はラテン語で「ニンニク」という意味で、茎を切るとネギのような独特の匂いがします。人に贈るときはやや注意が必要です。

アリウム・ギガンチウムの花言葉
「正しい主張」「不屈の心」「夫婦円満」「円満な人柄」

20日の誕生花:ペラルゴニウム

6月20日の誕生花:ペラルゴニウム

6月20日の誕生花は「ペラルゴニウム」。花名はギリシャ語の「pelargos(コウノトリ)」が由来で、原種の実がコウノトリのくちばしに似た形をしていることにちなむようです。花はゼラニウム似た形で、なおかつアザレアのような華やかさがあることから英名では「Fancy geranium(派手なゼラニウム)」と呼ばれます。

園芸品種は数多くあり、花色も赤・紫・ピンク・白など多彩。日本での別名は「ナツザキテンジクアオイ(夏咲天竺葵)」です。

ペラルゴニウムの花言葉
「尊敬」「あでやか」

21日の誕生花:アマリリス

6月21日の誕生花:アマリリス

6月21日の誕生花は「アマリリス」。花名の由来は、古代ローマの詩集『牧歌』に登場する美しい羊飼いの少女アマリリスです。学名の「Hippeastrum」はギリシャ語の「騎士」と「星」を合わせた言葉で、馬に乗った騎士のように立派で、星のごとく美しいという意味が込められています。

花言葉の「おしゃべり」は、ラッパ型の大ぶりな花が横向きに集まって咲くようすが楽しく「おしゃべり」しているように見えることから付いたようです。また、アマリリスは5月30日の誕生花でもあります。

アマリリスの花言葉
「輝くばかりの美しさ」「おしゃべり」「誇り」「自尊心」

22日の誕生花:マトリカリア

6月22日の誕生花:マトリカリア

6月22日の誕生花は「マトリカリア」。細かく枝分かれした細い茎の先に、直径1~2cmの小さな小花をたくさん咲かせます。花言葉の「集う喜び」「楽しむ心」は、その愛らしい花姿から付けられました。花名はラテン語の「matrix(子宮)」が転じたもので、婦人病の薬として使われたことが由来です。

英名の「Feverfew(フィーバーフュー)」も解熱や鎮痛の作用があることにちなみ、花言葉の「鎮静」もここから来ているようです。

マトリカリアの花言葉
「集う喜び」「楽しむ心」「寛容」「忍耐」「深い愛情」「恋路」「鎮静」

23日の誕生花:ササユリ

6月23日の誕生花:ササユリ

6月23日の誕生花は「ササユリ(笹百合)」。葉の形がササに似ていることが花名の由来です。日本古来のユリで『古事記』や『万葉集』にも登場します。

花言葉は、そのすっきりした花姿と上品な芳香から付けられたようです。

ササユリの花言葉
「上品」

24日の誕生花:キショウブ

6月24日の誕生花:キショウブ

6月24日の誕生花は「キショウブ(黄菖蒲)」。濃い黄色の花を付けるアヤメの仲間です。同じアヤメ属で有名なハナショウブやカキツバタは日本のお花ですが、キショウブはヨーロッパ原産。現在は帰化しており、全国の湿地や水辺で見られる身近なお花です。

また、キショウブは5月31日の誕生花でもあります。

キショウブの花言葉
「音信」「便り」「友情」「幸せを掴む」

25日の誕生花:クラスペディア

6月25日の誕生花:クラスペディア

6月25日の誕生花は「クラスペディア」。花名はギリシャ語で房飾りを意味する「クラスペドン」が語源で、花の後の冠毛が房の形に似ていることから名付けられました。

すらっと伸びた茎と鮮やかな黄色の花が目を引きます。その個性的な見た目から「Drumstick(ドラムスティック)」の英名があり、花言葉の「心の扉をたたく」もこれが由来です。「永遠の幸福」は、日持ちがよくドライフラワーにしても色あせないことから。

クラスペディアの花言葉
「心の扉をたたく」「永遠の幸福」「エネルギッシュ」「個性的」

26日の誕生花:アカツメクサ

6月26日の誕生花:アカツメクサ

6月26日の誕生花は「アカツメクサ(赤詰草)」。シロツメクサよりひと回り大きな花を付けます。アカツメクサという名ではありますが、花色は赤紫や淡紅色のほか白もあります。シロツメクサが「クローバー」と呼ばれるのに対し、アカツメクサは区別のため「レッドクローバー」と呼ばれることも。

また、アカツメクサは5月24日の誕生花でもあります。

アカツメクサの花言葉
「善良で陽気」「実直」

27日の誕生花:ローダンセ

6月27日の誕生花:ローダンセ

6月27日の誕生花は「ローダンセ」。日本には明治時代にやってきました。初夏にピンクや白の小花を付けます。ドライフラワーにしてもつややかな色が変わらないのが特徴で、花言葉の「終わりのない友情」もこれが由来です。

また、ローダンセは2月22日の誕生花でもあります。

ローダンセの花言葉
「終わりのない友情」「温厚」

28日の誕生花:ベルフラワー

6月28日の誕生花:ベルフラワー

6月28日の誕生花は「ベルフラワー」。その名の通り、小さな鐘形の可憐な花を咲かせます。花言葉の「楽しいおしゃべり」は、小さな花が斜めや横向きにたくさん咲くようすが楽しくおしゃべりしているように見えたことから付いたのでしょう。

キキョウに似ていることから、別名で「オトメギキョウ(乙女桔梗)」とも呼ばれます。

ベルフラワーの花言葉
「楽しいおしゃべり」「感謝します」

29日の誕生花:ベニバナ

6月29日の誕生花:ベニバナ

6月29日の誕生花は「ベニバナ(紅花)」。咲き始めは鮮やかな黄色ですが、徐々に赤に変化していきます。原産地はエジプトで、シルクロードを経て飛鳥時代には日本に渡ってきていたようです。

別名のひとつ「スエツムハナ(末摘花)」はいわゆる古名で、『源氏物語』では鼻の赤い姫君の名前に使われました。花言葉の「包容力」「愛する力」などは、醜い姫君を妻として愛した光源氏にちなみます。「装い」は、色素が口紅などに使われたことが由来です。

種から取れる「サフラワーオイル」には動脈硬化を予防する効果があるとして注目されています。

ベニバナの花言葉
「包容力」「愛する力」「熱中」「装い」

30日の誕生花:ブーゲンビリア

6月30日の誕生花:ブーゲンビリア

6月30日の誕生花は「ブーゲンビリア」。花名は18世紀のフランス人探検家ブーゲンヴィルが由来です。花びらのように見えるのは葉の一部が変化した 『苞(ほう)』 で、花は中央の白い部分。苞が紙のように薄いことから、英名では「ペーパーフラワー」とも呼ばれます。

花言葉は、プラントハンターたちを熱狂させた情熱的な花姿から付けられたようです。また、ブーゲンビリアは8月9日の誕生花でもあります。

ブーゲンビリアの花言葉
「情熱」「熱狂」「あなたしか見えない」「あふれる魅力」「秘められた思い」

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(参考文献)
・WRITES PUBLISHING(編), 心がきれいになる 365日誕生花と名言, 株式会社ライツ社, 2017.
・主婦の友会(編), 新装版 誕生花と幸せの花言葉366日, 株式会社 主婦の友会, 2016.
・鈴木路子(監修), 誕生花事典 日々を彩る花言葉ダイアリー, 株式会社 大泉書店, 2010.
・Flower Me(編), 幸せを運ぶ 花言葉12か月, 株式会社 日本文芸社, 2021.
・宇田川佳子(監修), ちいさな花言葉・花図鑑, 株式会社 ユーキャン 学び出版, 2019.
・川崎景介(監修), すてきな花言葉と花の図鑑, 株式会社 西東社, 2021.
・植松黎, 誕生花事典366日, 株式会社 角川書店, 2002.
・二宮考嗣, 美しい花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ, 株式会社ナツメ社, 2015.
・学校法人伊東学園 テクノ・ホルティ園芸専門学校(監修),飾る・贈る・楽しむ 花屋さんの花事典, 株式会社ナツメ社, 2016.
・モンソーフルール(監修), 花屋さんで人気の469種 決定版 花図鑑, 株式会社西東社, 2020.