お盆・お彼岸・仏壇に!「枯れないお供え花」特集

お盆・お彼岸・仏壇に!「枯れないお供え花」特集

近年、お墓やお仏壇に「枯れない花」をお供えする人が増えてきています。今回は「枯れない花」の特徴やお供え用の花の選び方についてご紹介します。

お墓やお仏壇に「枯れない花」をお供えしていいの?

お墓やお仏壇に「枯れない花」をお供えしていいの?

お供え用の花は「生花」でなければいけないと感じる人も少なくないでしょう。しかし、結論から言うと「枯れない花」をお墓やお仏壇にお供えしても全く問題ありません。

宗教上「お供えは生花でないといけない」という決まりはなく、お供え後の管理のしやすさから、お寺や霊園によっては「枯れない花」のお供えを推奨しているところもあるためです。

もちろん、自宅のお仏壇などに「枯れない花」をお供えしても、故人に対して失礼にあたるということはありません。

とはいえ、「枯れない花」をお供えすることに抵抗を感じる人は少なくないこともまた事実です。身内の中に「枯れない花」でお供えを良く思わない人がいる場合や、霊園の管理人や地域の方から苦言を呈された場合は「枯れない花」をお供えするのは控えた方が良いでしょう。

「枯れない花」をお供えするメリット・デメリットや注意点について、詳しくはこちらをご覧ください。

お墓に造花を供えてもいい?ポイントと注意点お墓に造花を供えてもいい?ポイントと注意点

「枯れない花」の種類と特徴

「枯れない花」の種類と特徴

「枯れない花=造花」と思われがちですが、一般的に「枯れない花」と呼ばれるものは大きく分けて次の4種類があります。

  • 造花(アーティフィシャルフラワー)
  • プリザーブドフラワー
  • ドライフラワー
  • ハーバリウム

造花(アーティフィシャルフラワー)

天然の植物や花を模して人工的に作られたものです。「造花=安っぽい」というイメージがありますが、近年では一見すると本物と見分けが付かないほど繊細で高品質なものも多く流通しています。

水換えなどの手入れが必要なく虫や花粉アレルギーの心配もないため、幅広い用途で活用されています。

プリザーブドフラワー

「プリザーブド(preserved)」は英語で「保存された」という意味で、生花に特殊な加工を施して長期間美しい状態をキープできるようにしたものです。

本物のお花を使っているからこその繊細でみずみずしい質感と、手入れ不要な手軽さを両方兼ね備えています。ケース付きのものはホコリ掃除で花びらを痛める心配もないのでおすすめです。

ドライフラワー

天然の花や葉、茎、果実などを装飾用に乾燥させたものです。生花とも造花とも違う、ナチュラルで落ち着いた風合いが特徴。

楽しめる期間は造花やプリザーブドフラワーに比べると短めですが、飾る環境や手入れの仕方によっては1年以上美しい状態を保つこともできます。

ハーバリウム

「ハーバリウム(herbarium)」は英語で「植物標本」という意味ですが、近年ではビンの中でお花をオイルに漬けたフラワーインテリアを指すのが一般的です。

中に入れる花材やビンの形によって異なる雰囲気が楽しめるので、材料を揃えて一から手づくりする愛好家も少なくありません。容器が密封されているためホコリや湿気に強く、浴室などの水回りでも楽しめます。

お供え用の「枯れない花」の選び方

お供え用の「枯れない花」の選び方

お供えに「枯れない花」を選ぶときは、次の3点を意識してみましょう。

  • 大きさ・形
  • お供えする場所

色で選ぶ

お供え用の花の色は、故人が亡くなってからの期間やお供えする場所によってふさわしいとされる色が異なります。

ふさわしいとされる色は地域や各ご家庭の価値観によっても異なりますが、一般的な組み合わせは次の表を参考にしてください。

通夜・葬式~四十九日まで白のみが無難
(白を基調に、紫や青などの寒色やピンク・クリーム色などの淡い色と組み合わせてもOK)
仏壇(~四十九日まで)白を基調に落ち着いた色
(白+黄+紫の3色がベター)
仏壇(四十九日以降)白+黄+紫+赤+ピンクの5色
(厳密にこだわらず、故人が好きだった色などでもOK)
お墓参り華やかな色もOK
(亡くなってから日が浅いうちは白を基調に淡い色がベター)
年忌法要故人が好きだった色など、少々華やかでもOK

自分で選ぶのは失礼になりそうで不安だという場合は、お花屋さんやネットショップで「お供え用」と明記してあるものを選ぶのがおすすめです。

プロがお供え用として作ったものなので、色の組み合わせで失礼になる心配はありません。

大きさ・形で選ぶ

近年では、一人暮らし世帯を除いても「自宅に仏壇がない」家庭のほうが多くなっています。仏壇がない家庭ではお花を飾れるスペースも小さいことが多いので、スリムタイプのハーバリウムや手のひらサイズのプリザアレンジメントなど、コンパクトなものを選ぶのがおすすめです。

お供えする場所で選ぶ

「枯れない花」は生花に比べると長持ちしますが、飾り方によっては劣化が早まってしまいます。

墓前にお供えする場合は耐久性の高いプラスチックやポリエステルの造花を、自宅のお仏壇や室内霊園ではプリザーブドフラワーやハーバリウムなど、お供えする場所に合わせて選びましょう。

また、造花は水が必要ない分生花より軽く風で飛ばされやすいデメリットがあります。墓前にお供えするときはおもりを付けたり紐でくくったりなどして風対策をしましょう。

お盆・お彼岸・仏壇に!「枯れないお供え花」13選

当店のラインナップから、シチュエーション別におすすめの「枯れないお供え花」をピックアップしてご紹介します。

お通夜・お葬式に

『純白のお供え花』プリザーブドフラワー

シンプルな白い器と可憐なプリザーブドフラワーを組み合わせた、手のひらサイズのお供え花。お花のカラーは5色からお選びいただけます。

『お悔やみフラワーボックス プレミアム』 お供え プリザーブドフラワー

大小さまざまな白いお花を詰め合わせた、ボックスタイプのプリザーブドフラワー。置き型(横)、壁掛け型(縦・横)どちらも可能なので、場所を選ばずお飾りいただけます。

『お悔やみフラワーボックスとお線香&ろうそく セット』お供え プリザーブドフラワー

上品なボックスタイプのプリザーブドフラワーと、国産カメヤマブランドのお線香・ろうそくセット。お花にプラスワンで故人を偲ぶ気持ちをお届けします。

お仏壇・手元供養に

『お供え花・ゆうか 対 (2個) 』プリザーブドフラワー

マムやハスの実を使った優しい色味のプリザーブドフラワー。対にして飾ると、すっきりとしながらも凛とした豪華さが際立つデザインです。お気持ちや故人のイメージで選べる5カラーをご用意しました。

『お供え花ドームとお線香セット』 プリザーブドフラワー

コンパクトなドーム型のプリザーブドフラワーと国産カメヤマブランドのお線香『和遊』のセット。『和遊』はご供養にはもちろん、お香としても使える現代的な香りとモダンなデザインが特徴です。

『お供え写真立て』プリザーブドフラワー

優しい色合いのプリザーブドフラワーをあしらったフォトフレーム。ご注文時に写真データも合わせてお送りいただくと、本体に写真をセットした状態でお届け可能です。

『お供えソープフラワー』

石けんで作られたお花(ソープフラワー)を使用したお供えアレンジ。生花のようなボリューム感がありながら、主張しすぎないお供え向きの色味で仕上げました。ふわっと優しく広がる石けんの香りをお楽しみいただけます。

『やさしく灯るお供え ミラー付LEDキャンドル』 プリザーブドフラワー

お仏壇を優しく照らす、LED内臓のコンパクトなプリザーブドフラワー。火を使わないので小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。付属のミラーコースターの上に飾ると、お灯明のように灯りが広がります。

ペットちゃんに

『ペットちゃんの虹の橋 ハーバリウム シャイニー】 お供え

世界中のペット愛好家の間で語り継がれる『虹の橋』のストーリーをイメージした7色のハーバリウム。ビンの形はコーン型とスクエア型から選べます。ペットちゃんから飼い主さんに宛てたお手紙付き。

『ペットちゃんの虹の橋 Twinkle トゥインクル』 お供え プリザーブドフラワー

置き場所を選ばない手のひらサイズのプリザーブドフラワー。やわらかな7色のパステルカラーが心を癒やします。『虹の橋』からのお手紙を添えて。

『ペットちゃんの虹の橋フォトフレーム エトワール』お供え プリザーブドフラワー

優しい虹色のお花をたっぷり使用したフォトフレーム。フレームは縦横どちらの写真にも対応しています。エトワール(星)のようにきらきらした想い出の日々を胸に、いつかまた会えるその日まで。

『ペットちゃんの虹の橋 エターナル』お供え プリザーブドフラワー

虹の橋をイメージしたプリザーブドフラワーのリース。リースは切れ目がなく、終わりも始まりもない形から「永遠」の象徴とされています。フレーム入りなので、お花も写真もホコリをかぶらずずっとキレイ。

『ペットちゃんの虹の橋 しゃぼん玉』 お供え プリザーブドフラワー

しゃぼん玉のようにまんまるなドーム型のプリザーブドフラワー。お花がクリアに見える透明度の高いガラスを使用しています。割れないしゃぼん玉に色褪せない想い出を映して。

お急ぎの贈り物もお任せください!

今回ご紹介したフラワーギフトは、16時までのご注文で最短「当日発送」が可能です。突然のお別れですぐに駆けつけられないときなど、お急ぎの方もぜひご利用ください。