テレワーク化が進む今、仕事でもほとんどスーツを着ないという男性が増えてきました。
とはいえ、結婚式など華やかなお祝いごとにはやはりスーツは必須。私服OKの職に就いている人でも、お呼ばれ用に1着はスーツを持っているものです。
カジュアルな姿を見慣れている場合はなおさら、ここぞというときにスーツをビシッと着こなせる男性は魅力的ですよね。
そんなネクタイ姿をさらに格上げするのがネクタイピンです。今回はネクタイピンのつける意味と種類、そしてプレゼントにぴったりな名入れネクタイピンをご紹介します。
ネクタイピンをつける意味
ネクタイピンはただのおしゃれアイテムではありません。
ネクタイピンをつけていると、食事の際に料理に触れて汚してしまったり、洗面所でうっかり濡らしてしまったりすることを防ぐことができます。
また、ネクタイピンをつけることでネクタイとYシャツの摩擦が少なくなります。
ネクタイの痛みを軽減することができるため、お気に入りのものや高価なブランドものと合わせて使うとより長持ちさせることができるのです。
ちなみに、上着を着用していないときにネクタイピンをつけないのはマナー違反とされています。
ジャケットやベストを着用していて、前かがみになってもネクタイが垂れてこない状態ならネクタイピンをつけなくても問題ありません。
つまり、ネクタイがぶらぶらしない状態にしておかないといけないということですね。
もちろんジャケット着用時にネクタイピンをつけるのは問題ありません。
個性的なデザインのものや装飾性が高いものは時と場所を選びますが、シンプルで使い勝手の良いネクタイピンは少なくとも1つは持っておきたいアイテムです。
ネクタイピンの種類
ネクタイピンは形状や大きさによって6つのタイプに分類することができます。
正確には「針状のピンで突き刺してネクタイを留めるもの」はタイピン、「シャツとネクタイを挟み込んで留めるもの」はタイバーという名称ですが、すべてひっくるめて「ネクタイピン」という呼び名が定着しています。
ワニ口式
バネの力を使ってシャツとネクタイを挟み込むタイプです。使い方がわかりやすいので初めての人にもおすすめ。
繰り返し使うとバネの力が落ちてくるので、長く使いたいならメンテナンスが必要です。
クリップ式
紙を挟むクリップと同じように、隙間にシャツとネクタイを挟み込みます。
何度も使っているうちに挟む力が弱まってくるのが難点ですが、シンプルなデザインのものが多いのでビジネスシーンでも使いやすいタイプです。
ショートクリップ
横幅がスリムな「ナロータイ」と呼ばれるネクタイ専用の短いピンです。
ナロータイ自体がカジュアルなアイテムなので、ビジネスシーンには不向きとされています。
タイタックピン
針の部分(ピンズ)と留め具を使ってシャツとネクタイを刺して留めます。
チェーンが付いていたり、留め具部分にパールがあしらわれていたりとデザイン性が高いものが多い印象です。
付け方・外し方が少し複雑なので、指先が器用でないと扱いにくいかもしれません。
スティックピン
針の部分でネクタイを刺して留めます。
留め具部分に華やかな装飾がしてあるので、お祝い事やデートでのおしゃれアイテムとして。
タイチェーン
チェーン部分をネクタイに回し、金具部分をシャツのボタンに引っ掛けて留めます。
ネクタイを抑える力は強くないので、ワニ口式やクリップ式ほどがっちり固定したくないときに。
装飾性が高いので、エレガントな雰囲気をプラスできます。
ネクタイピンの選び方
普段はネクタイピンをつけないという人に、いきなり上級者向けのものを贈っても持て余してしまうかもしれません。
プレゼントする相手のスーツ事情がわからない場合は、つけ方がわかりやすいワニ口式かクリップ式を選びましょう。
また、ネクタイピンは用途に合わせてさまざまなデザインのものがあります。
毎日の仕事で使ってほしいなら、装飾性の少ないシンプルなシルバーカラーのものを。
華やかなパーティーやお高いホテルのディナーなど「ここぞ」というときのアクセントとして使ってほしいなら、ゴールドカラーのものや宝石があしらわれたデザイン性の高いものなどを選ぶと良いでしょう。
彼氏・旦那・上司のプレゼントに!世界でひとつの名入れネクタイピン
当店「きざむ」のラインナップから、使いどころを選ばないシンプルデザインのネクタイピンを厳選してご紹介します。
いずれも扱いやすいワニ口式なので、ネクタイピンを使い慣れない相手へのプレゼントにも安心です。
milaschon(ミラ・ショーン)ネクタイピン オーバルシルバー
シックで上品ながらTPOを選ばない、シンプルデザインのネクタイピンです。お名前とロゴの彫刻が程よいアクセントになっています。
「ミラ・ショーン」はイタリアファッション界を代表する高級ブランド。1958年に設立された後世界的に信頼されるブランドへと成長し、バルセロナオリンピックのイタリア代表ユニフォームなどを手がけました。
DAKS(ダックス)クロスデザインネクタイピン
アーガイルパターンが特徴的なネクタイピンです。いつものネクタイにプラスするだけで、ワンランク上の印象に。
「ダックス」は100年以上の歴史を誇るイギリスのトラディショナルブランド。創業当時から「Quality First(品質第一)」をブランドポリシーとして掲げており、英国王室からロイヤル・ウォラント(王室御用達認定書)を授与された名誉あるブランドのひとつです。
さいごに
魅力的な男性のスーツ姿をさらに格上げするネクタイピン。
名前を彫刻した世界でひとつのネクタイピンは、公私ともに輝いていてほしい相手への気持ちを伝えるのにぴったりな贈り物です。
今回ご紹介したネクタイピン以外にもさまざまなファッション雑貨を取り扱っていますので、ぜひご覧ください。