手土産を用意することになった時、何を選んだらいいかに気を取られがちです。
ただ、渡す時のマナーも忘れてはいけません。
お相手にいい印象を与えられる渡し方のタイミングやマナー、おすすめの手土産5選をご紹介します。
手土産を渡すタイミングは?
手土産を渡すタイミングは、お相手との関係性や状況によって変わります。
失礼にならないように正しいタイミングを覚えておきましょう。
訪問する時は挨拶の後で席に着く前に
訪問先に着いたらすぐ手土産を渡したい気持ちになるかもしれませんが、部屋へ通されて挨拶が終わるまで待ちましょう。
訪問先ですぐに渡していいのは、生鮮食品や生花など、早く包みをほどく必要があるものに限ります。
会食の時は帰る時に
飲食店などでの会食や接待では、挨拶が終わってすぐに渡してしまうとお相手の荷物になり、手土産の扱いに気を遣わせてしまいます。
二次会に行く可能性がある場合も同様で、こちらが持ったまま移動し、お相手が帰る時に渡すのが適切なタイミングです。
お詫びの時は謝罪が受け入れられた後に
お詫びの場合、謝罪の前に手土産を渡してしまうのは絶対にNGです。
物で解決しようとしているという印象を与えかねないので、まずは謝罪をしてお許しを得てから渡すようにしましょう。
手土産の渡し方のマナー
手土産は、お相手への感謝の気持ちを表すために用意するもの。
せっかくの手土産も渡し方次第では、お相手からの印象も大きく変わってしまいます。
お相手と良好な関係を保つためにも、しっかり確認しておきましょう。
紙袋や風呂敷から出して渡す
手土産は、紙袋や風呂敷から取り出して両手で渡すのが基本です。
そもそも紙袋や風呂敷は、お相手に渡すまで汚れやホコリが付かないように使用するものなので、そのまま渡すのは失礼になってしまうのです。
ただし、場合によっては紙袋に入れたまま渡すほうがいいこともあります。
出先でお相手のかばんに手土産が入らない場合は、持ち帰りやすいよう紙袋に入れたまま渡すのが正しいマナーです。
その時は、「紙袋のまま失礼します」と一言添えれば問題ありません。
品物は相手から見て正面になる向きで渡す
手土産を紙袋から取り出したら、いったん自分のほうに向けて傷や汚れなどがないか確認します。
次に、時計回りに90度ずつ2度回してお相手に品物の正面を向けて渡しましょう。
手土産を渡す時に添える言葉
手土産を渡す時に、「つまらないものですが」という決まり文句を使うことがあります。
もともとは謙遜の意味を込めて使われるようになった言葉ですが、最近ではへりくだり過ぎる表現のため、お相手からの印象はあまり良くないようです。
代わりに添える言葉としておすすめなのが、「お口に合うといいのですが」や「心ばかりですが」などの表現です。
また、お相手の好みを聞いている場合は「○○がお好きと伺ったので」などの言葉をさりげなく添えてもいいでしょう。
手土産を選ぶ時に気を付けたいポイント
せっかく手土産を用意するなら、お相手に喜んでもらえるものを選びたいですよね。
甘い、しょっぱいなどのお相手の好みや家族構成などをそれとなくリサーチしておくと参考になります。
会社訪問の場合には、個包装で従業員に配りやすいものを選ぶよう配慮するといいでしょう。
また、購入する場所はお相手の近所のお店やどこにでも売っているものは避けたほうが無難です。
普段から食べているものでは手土産を渡す意味も薄れてしまいますし、急ごしらえで選んだという準備不足な印象を与えかねないので注意しましょう。
手土産の相場
間柄やシチュエーションによって相場は変わるので、以下を参考に選んでみてくださいね。
・友人や親戚の場合:2,000~4,000円
・ビジネスの場合:3,000円~5,000円
・謝罪の場合:3,000円~10,000円
手土産におすすめのお菓子4選
日持ちがして、甘い・しょっぱいなどお相手の好みに合わせて選べる品を厳選してご紹介します。
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マナーを守ってお相手に喜ばれる手土産を
手土産を渡すタイミングや渡し方のマナーなど、お相手の立場や状況によって対応はさまざまです。
大切な方やビジネスで手土産を渡す機会がある時は、事前にマナーを確認しましょう。
スマートに手土産を渡してお相手に喜んでもらえれば、今後も気持ちのいい関係が築いていけるはずです。