【新定番】スマッシュケーキで1歳の誕生日をお祝い!

【新定番】スマッシュケーキで1歳の誕生日をお祝い!

1歳の誕生日祝いといえば「一升餅」「選び取り」などの伝統行事がありますが、近年「スマッシュケーキ」というアメリカ式の祝い方が広まりつつあります。自宅で行う際のポイントや注意点についてまとめました。

スマッシュケーキとは

スマッシュケーキとは

「スマッシュケーキ(smash cakes)」はアメリカ発祥のお祝いです。スマッシュは英語で「(強い力で)打ち砕く、壊す」という意味で、その内容は赤ちゃんに手づかみでケーキを食べさせるという斬新なもの。

1歳を迎える頃には離乳食も進み、いろいろな食材が食べられるようになってきます。離乳食後期は食べ物をわざと握りつぶしたり落としたりする“遊び食べ”も始まりますが、これはふざけているのではなく、かたさ・温度・質感などを手で触ることで確かめようとする「探索行動」が主な要因です。

好奇心旺盛な赤ちゃんはケーキをグチャッと崩したり、クリームを顔やからだにこすりつけたりと、無邪気でユニークな姿を見せてくれます。普段の食事ではなかなかできない・させてあげられない“遊び食べ”を存分に楽しめるスマッシュケーキは、パパママだけでなく赤ちゃんにとっても楽しいひとときとなるでしょう。可愛い赤ちゃんとフォトジェニックなケーキの組み合わせはSNS映えもバツグンです。

スマッシュケーキのやり方

スマッシュケーキを楽しく行うために、必要なものと注意点を押さえておきましょう。

準備するもの

  • 赤ちゃん用のケーキ
  • 敷物
  • 背景の飾り
  • 汚れてもいい服

赤ちゃん用のケーキ

赤ちゃん用のケーキ

本場アメリカではショッキングピンクやブルーといったカラフルなケーキがよく使われますが、日本ではホワイトを中心に淡いピンクやイエローなどのやさしい色合いが多いのが特徴です。

赤ちゃん用のケーキはさまざまなお店で販売されていますが、アレルギーなど心配な食材がある場合は手づくりもおすすめ。野菜ペースト・ヨーグルト・食パン・フルーツ・赤ちゃん用クッキーなど、普段の離乳食で食べさせている食材を工夫して仕上げましょう。

敷物

敷物

スマッシュケーキはどうしても床が汚れてしまうので、敷物は必須です。少し広めにスペースをとり、レジャーシート、敷きパッド、シーツなどを利用するといいでしょう。撮影中にずれないよう布の端をテープなどで留めておくとより安心です。

背景の飾り

背景の飾り

ケーキと赤ちゃんの背景に、バルーンやガーランドなどの飾りがあると一層華やかになります。きちんとカメラの画角に収まるように、赤ちゃんの座高に合わせて位置を決めましょう。赤ちゃんの撮影を始める前にカメラをセットし、きちんと収まるか確認しておくとスムーズです。

汚れてもいい服

汚れてもいい服

せっかくの記念日なので可愛いブランド服などを着せたくなりますが、スマッシュケーキのときは汚れてもいい服装、または簡単に洗濯できる素材の衣類にしておきましょう。暖かい季節に行う場合はおむつ一枚にしてしまうのもおすすめです。

ポイントと注意点

ポイントと注意点

スマッシュケーキを自宅で行う場合のコツや気を付けたいポイントをまとめました。当日の撮影をスムーズに進めるためにひと通りチェックしておきましょう。

ご機嫌でお腹が空いている時間帯を狙う

ケーキに夢中になってもらうために、お腹が空き始める時間帯や、お昼寝の後でご機嫌な時間帯を狙いましょう。とはいえ、いつもよりお昼寝の時間がずれたり、いつもと違う環境に戸惑ってぐずったりしてしまうのはよくあること。赤ちゃんのご機嫌や体調が不安定なときは、無理せず思い切って別日に仕切り直す勇気も必要です。

アレルギーに配慮

市販ケーキ・手づくりケーキどちらの場合も、食物アレルギーには十分注意しましょう。表示が義務付けられている28品目以外の食品でアレルギーが出ることもあります。市販のケーキの場合は特に、まだ食べさせたことがない食材が含まれていないかよく確認してください。

具材は細かく切る

いちごやマスカットなどのフルーツをトッピングする場合は、のどに詰まらせないよう細かくカットします。撮影中は万が一に備えて赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

いろいろな角度からたくさん撮影する

ベストショットにこだわらず、いろいろな角度からたくさん写真を撮りましょう。全体が写る構図だけでなく、ケーキを触る手やクリームが付いた顔など、パーツを接写で撮影するのもおすすめ。コロコロと変わる表情や、だんだん崩れていくケーキとクリームたっぷりになっていく姿を思う存分カメラに収めましょう。

カメラのバッテリーやメモリをチェックしておく

スマッシュケーキではたくさん写真や動画を撮ることになります。急なバッテリー切れやメモリの容量不足でシャッターチャンスを逃さないよう、事前に撮影機器のバッテリーとメモリを確認しておきましょう。

自然光を利用した明るい空間をつくる

撮影の際は、蛍光灯などの人工的な明かりよりも、自然光を利用したほうがやさしく温かな雰囲気になります。赤ちゃんの撮影にフラッシュを使用すると、驚いたり嫌がったりしてご機嫌を損ねてしまう可能性があるため極力避けるようにしましょう。時間帯やお部屋の都合で自然光で撮影するのが難しい場合は、撮影スタジオを利用するのもおすすめです。

1歳のお誕生日をしっかり記念に残そう♪

1歳のお誕生日をしっかり記念に残そう♪

赤ちゃんにとっては初めての記念すべきお誕生日祝い。忙しい日常の中で準備をするのは大変ですが、きっと思い出に残る素敵なひとときになりますよ。昔ながらの伝統的なやり方で祝ってみたい方は一升餅のやり方もぜひ参考にしてください。

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