【お見舞いのメッセージ例文】病気・ケガと闘う人をあたたかい言葉で励まそう!

お見舞いのメッセージ例文】病気・ケガと闘う人をあたたかい言葉で励まそう!

病気やケガで入院したときは、気持ちが塞ぎ込んでしまう人も少なくありません。「なんとかして励ましたい!」と思ってかけた言葉でも、内容によっては余計に相手を傷つけてしまうことも。

今回はお見舞いメッセージの注意点と、贈る相手別の例文をご紹介します。NGワードを避け、思いやりが伝わる文章になるように心がけましょう。

お見舞いメッセージで避けるべきNGワード

お見舞いメッセージで避けるべきNGワード

「がんばって」は禁句!?

病気やケガをしている人に、思わず言ってしまいがちな「がんばって」という言葉。励まされたと感じる人もいる一方で、病状によっては「もうこれ以上がんばれない」とプレッシャーを感じてしまう人も少なくありません。

「ゆっくり休んでね」「何かあったら相談してね」など、相手をいたわり安心して治療に専念できるような言葉を選びましょう。

「忌み言葉」と「重ね言葉」

「四(死)」「九(苦)」「終わる」「弱る」「枯れる」など、不吉な状況を連想させる“忌み言葉”はNG。さらに「重ねる」「再び」「たびたび」「またまた」などの“重ね言葉”も、不幸が繰り返し重なることを思わせるため使わないようにしましょう。

病状や病名を詮索するような言葉

相手が親しい人であるほど、病気の程度や入院までの過程などいろいろと尋ねてしまいたくなるものです。しかし、病状によっては人に話せるようになるまで気持ちの整理に時間がかかることもあります。相手から話してもらうまでは、根掘り葉掘り詮索するような言葉は控えるようにしましょう。

気持ちを伝えるには手書きがベスト

今はパソコンやスマホで手軽にメッセージが贈れる時代。とはいえ、やはり気持ちを伝えるのに一番効果的なのは手書きの文章です。

マナー違反になるわけではありませんが、手紙やメッセージカードを書くならパソコンで印刷したものよりも手書きのほうが気持ちが伝わります。

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【贈る相手別】お見舞いのメッセージ例文

ここからは、贈る相手別にお見舞いメッセージの例文集です。「書きたいことがまとまらない」「具体的にどんなことを書けばいいのかわからない」という方は参考にしてみてください。

親・きょうだい・祖父母

  • お母さん、術後の具合はどうですか?こっちはお父さんと慣れない家事にあたふたしているけど、なんとかなっています。家のことは心配しないで、ゆっくり休んでね!
  • その後調子はいかがですか?おじいちゃんが入院したと聞いて、子どもたちも心配していました。早く良くなって、元気な姿を見せてやってください。今度改めてお見舞いに行きます。
  • いつも元気なあなただから、今回のことで相当落ち込んでいるんじゃないかと思います。でも、あせらなくて大丈夫。今後のことは元気になってから考えればいいよ。今は何も心配しないで、ゆっくり休もう。
  • おばあちゃん、体調はどうですか?遠いからなかなかお見舞いには行けないけど、早く良くなるようにお祈りしています。

親しい友人

  • 入院の知らせをもらったときは驚いたけど、経過は良好だと聞いてホッとしました。きちんと治るまで無理せず、ゆっくり休んでね。何か困ったことがあったらいつでも相談してください。お大事に!
  • 入院したって聞いたけど、具合はどう?〇〇は人一倍がんばり屋だから、疲れがたまっていたのかもね。この際だからゆっくり体を休めて、退院したらまた美味しいもの食べに行こう!
  • いつも元気な〇〇が入院だなんて、まだ信じられないよ。今は落ち着いてるって聞いたけど、無理しちゃだめだよ!今度お見舞いに行くときは〇〇が好きなお菓子を持っていくね。

知り合い・ご近所の方

  • 〇〇さんが入院されたと聞いて驚きました。お加減はいかがですか?お子さんのことなど気がかりだとは思いますが、今は治療に専念なさってくださいね。一日でも早く、また元気なお姿が見られることを願っています。
  • 〇〇さん、その後体調はいかがですか?手術が無事に済んだと聞き安心しました。これからリハビリが大変だと思いますが、一日も早い回復をお祈りしています。
  • 入院の知らせを受け、驚いてペンを取りました。幸い軽症で近々退院とのことでホッとしています。退院後もしばらくはご無理なさらず、ゆっくり養生してくださいね。

会社の同僚や部下

  • 〇〇さん、具合はどうですか?入院したと聞いたときはとても驚いたけど、順調に回復しているようで何よりです。仕事のことは心配せず、今はゆっくり休んでください。元気な姿で復帰される日をお待ちしています。
  • 〇〇君、体調はどうですか。仕事はみんなで手分けしてこなしているから心配いらないよ。何か必要なものがあれば持っていくから、遠慮せず声をかけてください。一日も早く元の生活に戻れるよう祈っています。
  • ▢▢課長から入院したと聞きました。体の具合はどうですか?今はゆっくり休んで英気を養ってくださいね。心ばかりのお花を贈ります。どうぞお大事に。

会社の上司や取引先の方

  • 〇〇部長、ご容態はいかがでしょうか。体を動かすのが好きな〇〇さんのことですから、一日中ベッドにいるのは辛いかと思いますが、今はゆっくり静養なさってください。また元気なお顔を拝見できる日が一日も早く来るよう願っております。
  • 〇〇チーフ、術後のお加減はいかがでしょうか?チーム一同力を合わせて課長のお留守をお守りしていますので、安心して静養してください。心ばかりですが、お見舞いの花をお送りしました。一日も早いご全快をお祈りしています。
  • 〇〇様、先日入院されたと伺い大変驚きました。まだ手術前とのことでしたので、直接伺うのはご遠慮させていただき、取り急ぎ書中にてお見舞い申し上げます。気がかりなことは多いかと存じますが、まずは治療に専念し十分養生ください。一日も早く元気なお姿を拝見できるようお祈り申し上げます。
  • いつもお世話になっております。〇〇様が入院されたと伺い、突然のことで一同大変驚いております。存じ上げぬこととはいえ、ご連絡が遅れましたこと申し訳ありません。近々お見舞いに参上いたします。私どもにできることがございましたら、なんなりとお申し付けくださいませ。一日も早いご全快を心よりお祈りしております。

あたたかい言葉で励ましの気持ちを伝えよう!

お見舞いのメッセージは、相手の心情に配慮して書くことが大切です。例文をそのままコピーするのではなく、あなた自身の素直な言葉でお相手を思う気持ちを表現してみましょう。