小さいお子さんに、クリスマス当日に備えて「サンタさんへの手紙」を書かせているパパママも多いのではないでしょうか。
書かせた手紙をどうするか、返事を書くか書かないかはご家庭によりますが、実は「サンタさんから実際に返事が届く」サービスがあるのをご存じですか?
今回は数ある中から、「サンタクロースからの手紙がもらえる」おすすめのサービスをご紹介します。
サンタさんに手紙を書く3つのメリット
「子どもにサンタへの手紙を書かせたことなんてない」というご家庭もあるかもしれません。「サンタさんに手紙を書く・返事をもらう」というやり取りには、子どももパパママも嬉しい3つのメリットがあります。
「欲しいもの」を確定させられる
せっかく子どもから「欲しいもの」を聞き出しても、当日までにコロコロ言うことが変わって困った経験があるパパママも多いかと思います。
「サンタさんに手紙で伝える」というスタンスであれば、万が一直前に欲しいものが変わってしまっても「手紙には〇〇って書いたでしょ、今から別のものには変えられないよ」と言えますね。
「サンタさんは本当にいる」という感動が味わえる
「サンタさんってママ(パパ)なんじゃないの?」と疑問を持ち始める年齢になっても「置いてあった手紙がなくなっている」「プレゼントと一緒に手紙の返事が届く」などの体験を通して「サンタさんは本当にいるんだ!」と思えます。
ただし、手書きのお返事は親が思うより早く「これママ(パパ)の字だ」と気づいてしまう子もいるので要注意。
筆跡で気づかれないようにあえて英語で書いてみたり、外部のサービスを利用したりして気づかれないように工夫するといいでしょう。
手紙を出す練習ができる
今や学校の宿題も電子データで提出する時代。手紙をポストに出す機会はどんどん少なくなっています。とはいえ、やり方を知らないままではいずれ困る場面も出てくるでしょう。
サンタさんへの手紙を通して「封筒に宛名と自分の住所を書く」「切手を貼る」「ポストに投函する」という一連の流れを学ぶことができます。
海外のサービスを利用するならエアメールを出す練習にもなるので、子どもにとっては貴重な経験をする機会になるでしょう。
サンタクロースからの手紙がもらえるサービス5選
「サンタさんから手紙がもらえる」サービスは、実はけっこうたくさんあります。しかし、サービスによっては料金が高かったり、返事が来るかどうかは抽選で決まったりなどのデメリットがあるところも少なくありません。
そこで、比較的料金がリーズナブルで、期日までに送れば必ず返事がもらえるサービスをピックアップしてご紹介します。
サンタレターメーカー
サンタレターメーカーは、無料で簡単に「サンタレター」や「サンタさんからの賞状」を作れるサイトです。
サンタレターの作り方は、テンプレートから背景(※有料のものもあります)を選び本文を入力するだけ。プリンターでの印刷にもPDFデータのダウンロードにも対応しています。
文字数は200文字程度までOK。例文も用意されているので、文章が思い浮かばなくてもすぐ作成できます。
「自宅で印刷できない」「少しでも“本物”に近づけたい」という方には「サンタレター送付サービス」がおすすめ。1通980円で、上品なゴールドの封筒にエアメールのスタンプ、消印などを印刷した本格的なレターが届きます。
クリスマスが近くなると繁忙期価格で値上がりするため、送付サービスを利用する場合は早めに申し込みましょう。
Twinklの「サンタのゆうびんやさん」
Twinklはイギリス発の幼児英語教材メーカーで、毎年サンタクロースに手紙を出せるキャンペーンを行っています。
料金は無料。応募方法はサンタに宛てて書いた手紙を写真に撮り、SNSやメールで送るだけ。日本語・英語どちらで書いてもOKです。
締切は12月上旬ですが、間に合わなかった場合も「スプリングレター」という形で必ず返事がもらえるのが嬉しいポイント。
カナダポストの「サンタ・レター・プログラム(Santa letter program)」
カナダの郵便局が提供しているサービスで、郵便局の職員と退職者の方々がボランティアですべての手紙にお返事を書いてくれます。
必要な金額はエアメールを送るための切手代(140円)のみ。住所はカナダにあるので英語で書かなければいけませんが、本文は日本語でOKです(英語で返事が欲しい場合は本文も英語で書く必要があります)。
国際郵便なので配達には時間がかかります。クリスマス当日に間に合わせるなら、遅くても12月上旬には送りましょう。
広尾サンタランドの「ひろおサンタカード」
広尾サンタランドは北海道広尾町にあるレジャー施設。1通500円で、毎年変わるイラストとサンタからのメッセージが書かれたカードが届くサービスです。申込金の一部は、クリスマスを親と過ごせない子どもたちのための活動に使われます。
サンタクロース大使館の「サンタクロースからの手紙」
サンタクロースの故郷として知られるフィンランド・旧ラップランド州公認のサンタクロースからメッセージが届くサービスです。
便箋・封筒はフィンランドの人気画家のイラスト入り。言語は日本語・英語が選択可能で、幼児向け(ひらがな)・お子様向け(簡単な漢字)・一般向けの3タイプの文章が用意されています。
料金は1通1,500円+送料320円と少々お高めですが、手紙のデザインも文章も毎年違ったものが届くので、続けて利用してもリアリティが薄れません。「今年はどんなのが届くかな?」とパパママも一緒に楽しめるでしょう。
「サンタさんからの手紙」でクリスマス気分を盛り上げよう!
小さな子どもにとって、サンタさんの存在が感じられる手紙のやり取りはとても感動的なもの。11月中には受付を締め切るサービスが多いので、興味のある方は早めに公式サイトをチェックしましょう。
「今からじゃクリスマスに間に合わない…返事は自分で書かないと!」というパパママは、サンタからの手紙の例文集を参考にしてくださいね。
プレゼントに添えて感動プラス!サンタからの手紙の書き方と例文