ほっぺたぷっくりおかめは
別名おたふく(お多福)といわれ、古くから福を呼ぶ縁起の象徴。
ひょっとこは「火男」がなまったもので
地方によっては火の神様として親しまれているという説も。
見ているだけで思わず笑ってしまいそうな
ひょっとことおかめの愉快な表情は
いつも笑いが絶えない夫婦円満の縁起物としても人気です
【若狭塗】
小浜藩の御用塗師「松浦三十郎」が支那漆器の一種存星をヒントに
海底の様子を意匠化して考え出したのがはじまり。
江戸中後期にかけては若狭塗の黄金時代で
箔押し研出し技法(青貝・卵殻)、螺鈿以外にも蒔絵の技法も併用され
200種以上にも及ぶ塗手法が完成されていたと言われています。
※螺鈿(らでん)… 貝殻の内側の光る部分を花鳥等の形に切って磨き
漆器などの面にはりこみ、飾りとするもの。
※蒔絵(まきえ)… 漆で絵を書き、乾かないうちに金銀の粉をつけて
のちに磨いて光沢を出したもの。
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