結婚式を挙げようと決めたカップルにとって、まず考えなくてはならないのが日取りをいつにするかという問題。
最近は先に入籍してから結婚式の準備をするケースも少なくない印象ですが、さまざまな理由からなるべく早く式を挙げたいというカップルもいるでしょう。
今回は、10月に結婚式を挙げるメリットやデメリットとその対策についてご紹介します。
10月に結婚式を挙げるメリット
秋はなぜか結婚式を挙げる人が多いと思ったことはありませんか?
実際、10月は1年の中でも人気の高いウエディングシーズンです。
どんな魅力があって多くのカップルから選ばれているのか解説します。
気候が穏やかで挙式スタイルの幅が広がる
10月は気候が比較的穏やかで、結婚式を挙げやすい時期です。
夏が終わって湿度が低くなり、爽やかな天気のいい日が多いため過ごしやすい季節といえます。
屋内はもちろん、ガーデンウエディングなど野外の演出にはベストな時期です。
新郎新婦やゲストも服装に困らない
10月は過ごしやすい季節のため、新郎新婦やゲストも服装に困りません。
夏の暑い季節はメイク崩れや衣装の汗染みが気になりやすいものです。
また、寒い冬の時期には寒さ対策が必要になってくるので、コートやブーツなど荷物もかさばりがち。
10月の結婚式であればこうした服装への配慮をする必要がなくなります。
少し肌寒いと感じたら、羽織を脱ぎ着するといった調節で対応可能です。
スケジュールの都合をつけやすい
10月に結婚式を挙げるメリットとして、新郎新婦やゲストがスケジュールを調整しやすい点も挙げられます。
年度末や年末、年度初めなど仕事やプライベートで忙しい時期と被ると、呼ぶ側も呼ばれる側も少し負担が増えるものですが、10月はそういった心配をしなくて済みます。
また、10月は祝日があるもののゴールデンウィークなどの大型連休がありません。
ゲストによっては大型連休を使って旅行などを計画していることもあるので、都合をつけられないということも少ないでしょう。
旬の食材や演出を取り入れやすい
10月は、料理や演出に秋を取り入れやすいこともメリットになります。
「食欲の秋」といわれるように、秋鮭やさんま、きのこに栗やさつまいもなど旬の食材が豊富です。
旬を感じられるメニューでおもてなしすれば、ゲストもきっと喜んでくれるでしょう。
また、秋らしい演出として紅葉や木の実などでテーブルを飾ったり、10月のイベントであるハロウィンをテーマに取り入れるのもいいでしょう。
10月に結婚式を挙げるデメリット&対策
メリットの多い10月の結婚式ですが、デメリットも存在しています。
気を付けたいポイントを対策と合わせてご紹介するので、日取りを決めるための判断材料にしてくださいね。
予約の競争率が高い
10月の結婚式はメリットが多い分、結婚式場の予約の競争率が高めです。
なかでも、特に縁起のいい大安や友引の吉日はすぐに予約が埋まってしまう可能性があります。
10月に式を挙げると決めたら、早めに予約を取るようにしましょう。
費用が高い
結婚式のハイシーズンである 10月は、費用も高くなる傾向にあります。
結婚式の費用を抑えたいカップルにとっては不向きな時期といえるでしょう。
ただ、平日を選ぶなど、人気の日取りを避けるようにすれば費用も節約することができますよ。
日取りによってはゲストが参加しにくい
10月は結婚式に人気の月ゆえに、結婚式を挙げるカップルが多く、友人や知人と日取りが重なってしまう可能性も高くなります。
可能な範囲で周りの人と日程が被っていないかリサーチし、式場が決まったら出席者には早めにお知らせするようにしましょう。
2人の希望が叶う月に結婚式を挙げよう
過ごしやすい季節でスケジュールの調整もしやすい10月の結婚式ですが、式を挙げようと決める時期はカップルによってさまざま。
ゲストの参加しやすさや2人が結婚式でやりたかった演出など、何を優先にするか話し合って素敵な結婚式になるよう準備を進めましょう。
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