【緊急!】ワインやウイスキーのコルクが折れたときの対処法

【緊急!】ワインやウイスキーのコルクが折れたときの対処法

記念日や自分へのご褒美にと、大事に取っておいたワインやウイスキー。

いざ開栓しようとしたらコルクが折れてしまい、ワクワク気分が一転して途方に暮れてしまった……という経験はありませんか?

そこで今回は、コルクが折れてしまったときの対処法についてご紹介します。

ワインやウイスキーのコルクが折れたときの対処法

ワインやウイスキーのコルクが折れたときの対処法

コルクが折れてしまったときの対処法は、大きく分けて「コルクをボトルの中に押し込む」方法と「ボトルに落とさず引き上げる」方法の2つに分けられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コルクをボトルの中に押し込む方法

もっとも簡単なのは、折れたコルクを箸などを使ってボトルの中に落としてしまう方法です。

とはいえ、そのままにしておくとコルクの破片やニオイでお酒の風味にも影響が出るので、できれば取り除いてしまいたいですよね。

押し込んだコルクを取り出す方法には次のようなものがあります。

ビニール紐を使う

たいていどのご家庭にもあるビニール紐は、実はコルクの救出に使えます。

ビニール紐が触れたお酒を飲むのに抵抗がない方は試してみてください。

STEP.1
ビニール紐を40~60cm程度の長さに切ったものを用意し、輪を作るように結ぶ
STEP.2
結び目と反対側の紐を細かく裂く
STEP.3
裂いた側を、コルクの下に来るようにボトルの中に入れる
STEP.4
ゆっくり引き上げる

コーヒーフィルターや茶こしを利用してろ過する

コーヒーフィルターや茶こしなどを使えば、細かなコルクの破片も取り除くことができます。

コルクを除去したあとは、元のボトルをすすいで再利用してもいいですし、新しくデキャンタなどの容器に移してしまってもいいでしょう。

コルクリフターを使う

コルクリフターは、ボトルの中に落ちてしまったコルクを取り出すためのアイテムです。

使い方は簡単で、ワイヤーで落ちたコルクをはさんで引き上げるだけ。

ただし、ボロボロに砕けてしまった小さな破片は取り除くことができません。

ボトルに落とさず引き上げる方法

「コルクが入ったお酒を飲むのは抵抗がある」という方は、コルクを押し込まずに引き上げる方法を試してみましょう。

コルク抜きのスクリューを斜めに差し込む

コルクが半分ほど残っている場合は、コルク抜きで救出できるかもしれません。

スクリューを斜めに差し込むことで、コルクとの接地面積が大きくなり引き抜きやすくなります。

通常の使い方とは違ったコツがあるので慎重に行いましょう。

STEP.1
キャップシールが残っている場合はすべて剥がし、コルクの状態を確認する
STEP.2
スクリューをコルクに対して斜めに差し込む
力強く押し込むとコルクが中に落ちてしまうので注意。押す力を加えずに回転させるようにしてそっと差し込む
STEP.3
コルクを瓶口に沿わせるようにして、ゆっくり引き上げる

「2枚刃式コルク抜き」を使う

T字型などの一般的なコルク抜きでうまく救出できない場合は「2枚刃式コルク抜き」を使いましょう。

2枚刃式コルク抜きにはスクリューがなく、その形状から「はさみ型」「プロングタイプ」とも呼ばれます。

コルクを2枚の刃ではさむようにして抜栓するため、乾燥や経年劣化でコルクが折れやすいヴィンテージワインの抜栓に最適。

割れて上部分がなくなってしまったコルクでも、2枚刃が届けば開栓できます。

ただし、2枚刃式コルク抜きが使用できるのは天然コルクのみです。

樹脂製などの硬い合成コルクに使うと瓶口が割れてしまう可能性があるので注意しましょう。

STEP.1
2枚の刃を「長い刃→短い刃」の順でコルクとボトルの間に差し込む
STEP.2
オープナーを左右に揺らしながら刃を奥まで差し込んでいく
STEP.3
奥まで刃が入ったら、ハンドルを回転させながら引き抜く

コラヴァンを使う

コラヴァンとは、コルクを抜かずにボトルの中身を注げるアイテムです。

専用の細い針を直接コルクに差し込んで注ぐことで、注いだ分量とほぼ同量の窒素ガスがボトル内に注入されます。

コルクを抜く手間が省けるだけでなく開栓後の酸化を防ぐこともでき、長期間美味しさが持続するという優れもの。

少々値が張りますが、1本のワインを飲みきるのに時間がかかるという方や、コルクを抜くのが苦手という方はひとつ持っておくと便利です。

コルクが折れてしまう原因

コルクが折れてしまう原因

一度コルクが折れてしまうと救出するのに何かと手間がかかります。

できることなら、コルクが折れにくくなる対策をしておきたいところ。

保存や抜栓の仕方を工夫することで、コルク折れをある程度防ぐことができます。

コルクが折れやすくなる主な原因は次の3つです。

  • コルクが経年劣化している
  • コルクが乾燥している
  • コルク抜き(ワインオープナー)の使い方がよくない

コルクが経年劣化している

ワインやウイスキーに使われるコルクにはいくつか種類がありますが、もっとも多いのが樹皮から作られた天然コルクです。

天然コルクは伸縮性・断熱性・密閉性などに優れており、古くからワインの保存に重宝されてきました。

その一方で強度は低く、数十年経つと経年劣化により保存機能が低下してしまいます。

上質なものでも天然コルクは25~30年程度が寿命と言われているため、長期熟成させたヴィンテージワインの抜栓時は特に注意が必要です。

コルクが乾燥している

天然コルクは乾燥すると弾力を失い、硬くなります。

コルクが硬いと引き抜くときに瓶口との摩擦が大きくなるため、途中で折れてしまいやすくなるのです。

ワインを冷蔵庫に保存している方も多いかもしれませんが、冷蔵庫内は湿度が非常に低いためコルクが乾燥する原因になります。

湿度と温度を調整して最適な保存環境をキープできるワインセラーに保管するのがおすすめです。

コルク抜き(ワインオープナー)の使い方がよくない

一般的なコルク抜きの場合、「スクリューをコルクの中央に、まっすぐ根元まで差し込む」のがポイントです。

差し込む角度が悪かったり、差し込み方が浅かったりするとコルクが折れやすくなります。

また、引き抜くときにねじるとコルクに余計な負荷がかかるので注意が必要です。

コルク抜きにはさまざまなタイプがあるので、まっすぐキレイに抜栓できるものを選びましょう。

もしもに備えて「コルク抜き(ワインオープナー)」を用意するのがおすすめ!

コルクが折れやすくなる原因と、折れてしまったときの対処法についてご紹介しました。

日頃からワインやウイスキーを飲み慣れている愛好家でも、コルクを抜くのはなかなか慣れないという人は少なくありません。

ワインはめったに飲まないからとコルク抜き以外のもので抜栓している方も多いのですが、コルクが折れてしまった場合、代用品だけで解決するのは至難の業です。

大切な日に水を差すハプニングに備えて、ワイン初心者でも簡単に抜栓できる便利アイテム「ワインオープナー」をひとつ手元に用意しておきましょう。