シルバーアクセサリーが変色した!黒ずみの落とし方・お手入れと保管方法

シルバーアクセサリーが変色した!黒ずみの落とし方・お手入れと保管方法

露出が増える夏は、お気に入りのアクセサリーを身に着けて出かけたくなりますね。

しかし、シルバーアクセサリーは素肌に触れたあと何のお手入れもしないままでいると、変色して美しさが失われてしまいます。

「大事にしまっていたアクセサリーをいざ使おうとしたら変色してた!」というショックな経験がある人も多いでしょう。

今回は、お気に入りのシルバーアクセサリーを長く使うためのお手入れ方法や保管方法、変色してしまった場合の対処法などについてご紹介します。

シルバーと銀メッキの違い・見分け方

シルバーと銀メッキの違い・見分け方

「シルバーアクセサリー」と呼ばれるものは、大きく分けて「スターリングシルバー」と「銀メッキ」の2種類があります。

まずはお手元のアクセサリーがどちらなのかを確認しておきましょう。

スターリングシルバー(Sterling Silver)

スターリングシルバーとは、「銀の含有率が92.5%以上の銀合金」を指します。

ジュエリーショップで扱われているシルバーアクセサリーの多くは、このスターリングシルバーです。

スターリング(Sterling)は「価値のある、本物」といった意味で、高品質の証です。

「合金」とあるように正確には純銀(純度99.9%以上)ではありませんが、日本の規定では純度80%以上であれば「銀製」と表記できることになっています。

(参考:日本ジュエリー協会「ジュエリー及び貴金属製品の素材等の表示規定 2017(平成29)年度改訂版」

純銀は非常にやわらかく耐久性が低いため、ジュエリーとしての加工には不向きです。

そこで、銅など他の金属を混ぜて合金にすることで、強度と耐久性を上げています。

正規のジュエリーショップで販売されていて「Silver925」「SV925」「S925」などの刻印が入っているものは、本物のスターリングシルバーと考えて問題ありません。

MEMO
製造された場所や時代によっては、本物のスターリングシルバーでも刻印が入っていないことがあります。
購入したお店に問い合わせてみましょう。

銀メッキ(シルバープレート)

銀が含まれているのは表面のメッキ部分だけで、本体は銅や鉄など別の金属でできているものです。

刻印が入ってないものが多いのですが、「SILVER E.P」「G. SILVER」「Silver Plated」といった刻印は銀メッキであることを表しています。

しかし、ネット通販や一部海外の観光客向けのお店では、銀メッキにもかかわらず「SV925」などと彫刻してあるアクセサリーが出回っていることがあります。

商品ページやパッケージに「純銀」と表記されていても、あまりに安価すぎる商品は銀メッキの可能性があるので注意しましょう。

注意
ここから先の内容は「シルバーアクセサリー=スターリングシルバー」が前提となります。
後ほどご紹介するお手入れ方法を銀メッキのアクセサリーに使うと、表面加工が剥がれてしまう可能性があるのでご注意ください。

これってサビ?シルバーアクセサリーが黒く変色する原因

これってサビ?シルバーアクセサリーが黒く変色する原因

シルバーアクセサリーは、きちんとお手入れしないと黒ずんでしまいます。

「金属の黒ずみ=サビ」と思ってしまいがちですが、銀は非常にサビにくい安定した金属です。

そのため、シルバーアクセサリーの黒ずみは基本的にサビではありません。

シルバーアクセサリーの黒ずみの原因は、大きく分けて『硫化(りゅうか)』と『塩化(えんか)』があります。

硫化(りゅうか)

硫黄と反応して化合物ができることを『硫化』といいます。

シルバーアクセサリーの黒ずみのほとんどは、銀と硫黄が化合した『硫化銀』です。

硫黄というと温泉のイメージがありますが、空気中や一部のたんぱく質にも含まれています。

長期間空気に触れたり、付着した汗や皮脂を放置したりすると『硫化』が起こって黒ずんでしまうのです。

硫化反応は表面で起こるので、正しいお手入れで硫化銀の膜を取り除けばキレイな状態に戻すことができます。

硫化の原因となる主なもの
  • 温泉
  • 汗や皮脂
  • 空気
  • 化粧品や香水
  • 硫黄が含まれる入浴剤

塩化(えんか)

硫化に比べるとまれですが、塩素と反応する『塩化』が起こることがあります。

塩化銀はとても強固で安定した物質なので、特殊な方法でしか落とすことができません。

掃除などで塩素系漂白剤を使用するときは、必ずアクセサリーを外すかゴム手袋などで保護するようにしてください。

海水やプールの水にも塩素は含まれるので、水遊びのときも外しておくのがベストです。

とはいえ、着けたまま水に入ってもすぐに変色するわけではありません。

真水で塩素を洗い流し、水気をキレイにふき取ってからしまうようにしましょう。

塩化の原因となる主なもの
  • 塩素系漂白剤
  • 海水やプールの水

シルバーアクセサリーの黒ずみ(硫化銀)の落とし方

シルバーアクセサリーの黒ずみ(硫化銀)の落とし方

黒ずみの原因が『硫化銀』であれば、おうちでのお手入れでキレイな状態に戻すことができます。

黒ずみでお困りの方はぜひ試してみてください。

ただし、宝石など銀以外のパーツは傷めてしまう可能性があるので、装飾のあるアクセサリーは修理店でクリーニングしてもらうことをおすすめします。

MEMO
メンズアクセサリーなどによく見られる『いぶし加工』は、重厚な風合いや立体感を出すためにあえて『硫化』処理したものです。
お手入れによっていぶし加工も落ちてしまうのでご注意ください。

重曹とアルミホイルを使う方法

重曹で銀と結合した硫黄を分離して、銀よりもくっつきやすいアルミホイルに移す方法です。

重曹がない場合は、塩でも代用できます。

STEP.1
アルミホイル、鍋、重曹を用意する
STEP.2
鍋にアルミホイルを敷き、アクセサリーが十分浸るくらいの水を入れる
STEP.3
黒ずんだアクセサリーと重曹を入れ、沸騰させる
水3に対して重曹1程度の分量(塩を使う場合は水5に対して塩1)
STEP.4
お湯が冷めるまで放置する
STEP.5
アクセサリーを水で洗い、やわらかい布で水気をふき取る

歯磨き粉を使う方法

研磨剤が入っているタイプの歯磨き粉で、硫化銀を削り落とす方法です。

歯磨き粉を指や歯ブラシに取り、アクセサリーを磨きます。

磨き終わったら水で十分洗って歯磨き粉を落とし、布で水気をふき取って完了です。

注意
スクラブ粒子入りの歯磨き粉は細かい傷の原因になるため使わないようにしてください。

シルバークロスを使う方法

シルバークロスは「銀製品」専用の布です。

研磨剤やツヤ出しワックスが含まれており、軽くふくだけで黒ずみを落とすことができます。

磨くときに出る黒い粉は汚れではなく、研磨剤によって削られた銀です。

磨けば磨くだけ粉が出るので、目に見える黒ずみが落ちたらそれ以上磨く必要はありません。

磨き過ぎはアクセサリーを傷める原因になるので注意しましょう。

磨き終わったら、仕上げにやわらかい布で粉をふき取ります。

クリーナーを使う方法

シルバーアクセサリー専用の液体クリーナーが市販されています。

他の方法に比べるとやや値が張りますが、アクセサリーを浸けるだけで細かいところまでピカピカになるのがメリット。

時間をかけずにササッとお手入れしたい方におすすめです。

シルバーアクセサリーの黒ずみを予防する方法

シルバーアクセサリーの黒ずみを予防する方法

毎日のお手入れで、シルバーアクセサリーの黒ずみをある程度予防することができます。

ここぞというときの高級品はもちろん、デイリー使いのアクセサリーもこまめにお手入れしてあげましょう。

使ったあとは汚れをふき取る

黒ずみの元となる汗や皮脂をこまめにふき取ることで、キレイな状態が長持ちします。

傷をつけないように、アクセサリー用のクロスやメガネ拭きなどのやわらかい布でふきましょう。

ガンコな汚れには中性洗剤

指紋汚れなど少しふいただけでは落ちない汚れは、中性洗剤を混ぜたぬるま湯で洗いましょう。

最後に流水でよく洗い流し、水気をよくふき取ります。

毎日使う

意外に思えますが、毎日身に着けているシルバーアクセサリーは、使用頻度の少ないものに比べて黒ずみにくいことが知られています。

大切なプレゼントや高級なアクセサリーはつい大事にしまい込んでしまいがちですが、シルバーアクセサリーはもったいぶらずに毎日使うこともメンテナンスのうちです。

シルバーアクセサリーの保管方法

シルバーアクセサリーの保管方法

丁寧にお手入れしたあとは、使っていないときの保管方法にも気を使いましょう。

収納するときのひと手間で、長期間保管したあとも気持ちよく使うことができます。

アクセサリーケースに収納する

お手入れのあとしばらく使う予定のないアクセサリーは、アクセサリースタンドや小物入れではなく、きちんとフタのできるケースにしまいましょう。

空気との接触を減らすことで、収納している間に黒ずむのを防ぐことができます。

さらにアクセサリーを個別にジップ付きのポリ袋に入れておくと、空気をシャットアウトできて傷も付きにくくなるので安心です。

ネックレスチェーンは伸ばしておく

ネックレスチェーンは、留具をつないだ状態でまっすぐ伸ばし、絡まらないようにしておきます。

細いチェーンは一度絡まってしまうと傷をつけずにほどくのが難しく、最悪の場合チェーンが切れてしまうこともあります。

チェーンを伸ばして収納できない場合は、小さくカットしたメラミンスポンジや台紙に巻き付ける方法がおすすめです。

直射日光・高温多湿の環境を避ける

銀そのものには影響ありませんが、日光に含まれる紫外線によって宝石の色があせてしまうことがあります。

銀以外の装飾がついたアクセサリーに直射日光は厳禁です。

また、硫化反応は温度が高いほど早く進むため、高温多湿の環境も避けて保管しましょう。

お気に入りのシルバーアクセを守る♪名入れアクセサリーケース特集

当店のラインナップから、シルバーアクセサリーの保管に適した商品を厳選してご紹介します。

名前やメッセージを刻んだアクセサリーケースは、世界にひとつだけの特別なアイテム。

自分へのプチご褒美や、アクセサリー好きのお友達へのプレゼントにいかがでしょうか。

窓付きジュエリーBOX

ガラス窓にオリジナル彫刻ができるジュエリーボックスです。

ガラス越しに見えるお気に入りのアクセサリーと刻まれたメッセージが、素敵な一日の始まりを感じさせてくれます。

仕切りがたくさんあるので、指輪やピアスなどの小物が多い方におすすめ。

カギ付きなので高価な宝石の収納にも安心です。

引き出し付きジュエリーBOX

シンプルかわいいデザインのジュエリーボックスです。

内部に引き出しがあり、見た目以上に大容量。

たくさんあるアクセサリーもすっきり収納できます。

取っ手も付いているので、ちょっとした持ち運びに便利です。

クラッチ型アクセサリーケース 携帯用

旅行や出張での携帯にぴったりな、コンパクトサイズのアクセサリーケースです。

カバンに入れやすいのはもちろん、クラッチ型なので、そのまま持ち歩いてもサマになります。

仕切り・ポケット・フックがたくさんあり、コンパクトなのにたくさん収納できる優れものです。

いつでもどこでもおしゃれを楽しみたい方に。

メンズアクセサリーボックス

シックなブラックが上品な風格を感じさせるアクセサリーボックスです。

細部までこだわり抜いた造形が、お気に入りのアクセサリーを際立たせます。

アクセサリーはもちろん、腕時計やメガネなどのファッション小物の収納にもぴったりです。

ピカピカになったシルバーアクセサリーを着けて出かけよう!

「すぐに黒くなっちゃうから」と苦手意識を持っている人も多いシルバーアクセサリー。

買った当初の輝きをキープできる人はとても魅力的に見えます。

キレイになったアクセサリーでおしゃれをもっと楽しみましょう!

ゴールドアクセサリーのお手入れ方法についてはこちらをご覧ください。

ゴールドアクセサリーの変色を防ぐお手入れ・黒ずみの落とし方ゴールドアクセサリーの変色を防ぐお手入れ・黒ずみの落とし方