【新卒向け】名刺入れの選び方│失礼にならない素材・色はコレ!

【新卒向け】名刺入れの選び方│失礼にならない素材・色はコレ!

就職先が決まったら、入社までに準備しておきたいもののひとつが「名刺入れ」です。これまでほとんど使う機会がなかったものなので、どのように選んだらいいか迷う人も多いと思います。

スーツやネクタイと同じく、相手に「見られる」ビジネスグッズである名刺入れは、色やデザインに気をつけて選ぶことが大切です。

今回は新卒・新入社員さん向きの名刺入れの選び方についてご紹介します。

名刺入れはビジネスパーソンの必需品

社会人として働く中で、外部の方とお会いするとき欠かせないのが名刺。氏名・所属・連絡先などが書かれており、社会人としてのあなたの立場を証明するものです。

名刺交換はただの挨拶タイムではなく、新しい人脈を作ったり商談をスムーズに進めたりする上で重要な役割を果たします。

その名刺を保管するために使う名刺入れも、同じように相手の第一印象を左右する重要なアイテムです。

あまりに奇抜なものや装飾が派手すぎるものは、悪目立ちして良くない印象を持たれる可能性があります。

自分の好みよりも、相手から見て失礼がないかどうかを優先して選びましょう。

【新卒・新入社員向け】失礼にならない名刺入れの選び方

具体的な「失礼にならない」選び方のポイントは、以下の4つです。

  • 素材
  • デザイン
  • 機能性

名刺入れの素材で選ぶ

名刺入れの素材で選ぶ

名刺入れに使われる素材には、革・木・金属・プラスチック・布などがあります。

それぞれ異なる特徴がありますが、中には新卒さんには向かない素材もあるのでチェックしておきましょう。

革製名刺入れの特徴

名刺入れの中でもっともオーソドックスで、業界・職種問わず使えるのが革製の名刺入れ。

スーツスタイルによくなじみ、革靴やビジネスバッグとの相性を考えたトータルコーディネートがしやすい素材です。

使う頻度や手入れの仕方にもよりますが、高品質な牛革や馬革の名刺入れなら10年以上使うこともできるでしょう。

一方で、水濡れや汚れに弱い、出し入れのときに名刺の角が曲がりやすいという欠点もあります。

木製名刺入れの特徴

使っている人がまだ少なく、相手の印象に残りやすい素材です。

シンプルデザインの商品が多く、ビジネスシーンにもふさわしいと言えます。

ただ、乾燥に弱く長く使うには手入れの必要があることがデメリットです。

金属製名刺入れの特徴

アルミ・ステンレス・チタンなどの金属を使った名刺入れは、革の弱点である水や汚れに強く、名刺の保管に適しているのが特徴です。

安価なものでは100均でも手に入りますが、有名ブランドからも高級感ある金属製名刺入れが販売されています。

デメリットは、指紋が付きやすいこと、傷が付くと目立ってしまうこと、仕分けポケットがない商品が多いことなどがあります。

プラスチック製名刺入れの特徴

プラスチック製の一番のメリットは、100枚以上の大容量タイプが100均や文房具店で手軽に買えることです。

その代わりに、どうしてもチープな印象を与えがちになります。

他の素材に比べて劣化が早いのも大きなデメリットです。

プラスチック製の名刺入れは名刺交換に使うのではなく、デスクで名刺を保管する用として使いましょう。

布製名刺入れの特徴

布製名刺入れは、生地の質感を生かしたものや伝統的な柄を施したものが多いのが特徴です。

柔らかい質感が女性に人気で、着物や和小物を販売する企業には受けが良いかもしれません。

ただ、水濡れに弱い、容量が少ない、名刺が折れやすい、シンプルな無地のものがほとんどないなど欠点が多いので、新卒さんにはおすすめできません。

名刺入れの色で選ぶ

名刺入れの色で選ぶ

男女どちらも、スーツの色によく合うダークカラー(ブラック・ブラウン・ネイビーなど)が基本です。

女性向けの名刺入れはカラーバリエーションが多く、業界によっては淡いベージュやピンクなどのパステルカラーもOKなケースがあります。

ただし、ラメでキラキラしてしまうものは華美な印象になるのでNGです。

色鮮やかなビビッドカラーや、きらびやかなゴールド、汚れが目立つ白なども、新卒のうちは避けましょう。

名刺入れのデザインで選ぶ

名刺入れのデザインで選ぶ

なるべくシンプルで、柄やブランドロゴが目立たないものを選びましょう。

ひと目でブランド物だと分かるようなものや、ゴテゴテと装飾がついたものはビジネスシーンに不向きです。

ブランド物を選ぶ際は、ロゴが内側に入っているもの・小さくてあまり目立たないものを選ぶのが吉。

特に女性向けの名刺入れは、新卒さんには向かないデザイン性が高いものが多いので気をつけましょう。

また、海外製ブランドを選ぶ場合はサイズにも注意が必要です。

欧米諸国の名刺は、日本の標準サイズよりやや小さめの作りになっています。

「幅が足りなくて名刺の角が折れてしまった」とならないよう、しっかり確認しておきましょう。

  • 日本の標準サイズ:5.5cm×9.1cm
  • 欧米諸国の標準サイズ:5.1cm×8.9cm

名刺入れの機能性で選ぶ

名刺入れの機能性で選ぶ

名刺入れの機能性は、商品によってかなり幅があります。

必要最低限の機能に絞ったスリムタイプ、大容量タイプ、ICカードなども入れられるようにたくさんポケットが付いているタイプなどさまざまですが、新卒さんにおすすめなのは以下の条件を満たすものです。

  • 収納枚数が最低20枚程度
  • ポケットまたは仕切りがある

入社する前の段階では、名刺交換の頻度や一度に交換する名刺の枚数がまだ分かりません。

数枚しか収納できないスリムタイプは役に立たない可能性があるので、最低でも20枚程度は入るものを選びましょう。

また、自分の名刺と、受け取った相手の名刺を分けるポケットがあるかどうかも重要です。

1日に何度も名刺交換する場合、ポケットが1つだけだと自分と相手の名刺が混ざってしまい、いざ交換するときにもたついてしまうかもしれません。

これらの条件を満たす名刺入れは、新卒さんだけでなく誰にとっても使いやすいものです。

慣れないうちこそ、使いやすさにこだわって選びましょう。

「失礼にならない」名刺入れは入社先の先輩に聞くのが一番確実

ここまでご紹介した選び方の基準は、多くの一般企業に当てはまるものです。

しかしながら、ファッションセンスが商談にも結びつくアパレル系企業や、身なりの規定がない自由な社風の企業はこの限りではありません。

同じ業界・職種でも、社風によってどこまでOKか変わることもしばしばです。

革製のシンプルなダークカラーから選べばほぼ間違いありませんが、できる範囲で自由に選びたいという方は、先輩にOKな名刺入れ・NGな名刺入れを聞いてみましょう。

名刺入れのよくあるQ&A

名刺入れはいつまでに買えばいい?

入社前までに用意するのが基本です

名刺は社会人としての身分証明証のようなもの。入社したその日から、誰かと名刺交換する機会があるかもしれません。

そのため、名刺入れは入社前までに準備しておくのが基本です。

ただ、配属先や業務内容によっては名刺交換の機会がほとんどない場合もあります。

それでもデスクで自分の名刺を保管するのに名刺入れは必要ですし、いずれ役職が付けば外部の方と名刺交換することもあるでしょう。

入社後すぐに使うか分からなくても、一つ用意しておくと安心です。

有名ブランドの名刺入れをプレゼントでもらった。せっかくだから使いたいけど……

色やデザインが落ち着いたものなら使えます

誰もが知るような高級ブランドの名刺入れなら、品質についてはお墨付き。問題は見た目です。

色が派手なものやブランドロゴが目立つものは、入社してしばらくは使わない方がいいでしょう。

シンプルデザインで無難なカラーのものなら、ブランド物でも問題なく使えます。

アルミやステンレスの「金属製名刺入れ」は失礼って聞いたけど本当?

「金属製だからダメ」ということはありません

一部のマナー教本やネット記事では、金属製名刺入れはマナー違反だと書かれています。

理由としては「チープに見える」「カチャカチャ鳴る金属音が耳障り」「落としたとき床を傷つけてしまう」などが挙げられているようです。

しかし、実際には金属製でも問題ないケースが多いようで、このマナーの是非については一時期SNSでも話題になりました。

アルミ製の名刺入れは100均でも販売されているので、そこから「金属製はチープ」というイメージが付いたのかもしれません。

しかし、金属製でも上品で高級感あるデザインのものは多数存在します。

革より汚れや衝撃に強く名刺をきれいに保管できるメリットがあるので、むしろ名刺入れに適した素材と言えるでしょう。

ただ、上記の理由で金属製名刺入れをよく思わない人がいるのも事実です。

失礼になる・ならないは就職先や取引先の社風に左右される部分が大きいので、不安なら先輩に聞いてみるか、無難な革製名刺入れを選びましょう。

新卒さんにも最適!相手の印象に残る「名入れ名刺入れ」4選

ここからは当店のラインナップから、新卒さんにぴったりな名刺入れをご紹介します。

無難で目立たない名刺入れは、安心して使える代わりにインパクトに欠けるのがネック。

しかし、そこにさり気ない名入れ彫刻があれば、マナー違反にならない落ち着きと注目を集めるアクセントを両立できます。

自分用はもちろん、プレゼント用の名刺入れを探している方もぜひご覧ください。

コードバン名刺入れ

CORDOVAN(コードバン)は『キング・オブ・レザー』『革のダイヤ』『幻の革』とも呼ばれ、最高級のレザーとして知られています。

名刺が約40枚入る収納力に加え、仕分けに便利なポケットも複数付いており、使い勝手は申し分ありません。

日本の革職人による丁寧な縫製なので、耐久性も安心。本当に良いものを長く使いたい方におすすめです。

木製落ちない名刺入れ-BICOLOR-

珍しい木の素材感と、傾けても「落ちない」ユニークなデザインが目を引くバイカラー名刺入れです。

中央に仕切りがあり、自分と相手の名刺を分けて収納できます。

木製名刺入れは仕切りやポケットがないタイプがほとんどですが、お客様の声を受けて当店が独自に開発いたしました。

無機質なデスクの上で、オーソドックスな革とは違った自然のぬくもりが感じられます。

本革×ステンレス異素材名刺入れ

マットな質感のステンレスと牛本革、異素材の組み合わせがスタイリッシュ。

シンプルながら個性が感じられるこのデザインは、当店でしか買えないオリジナルです。

金属部分の「指紋が付きやすい」弱点をマット仕上げでカバーすることで、使いやすさにもこだわりました。

定番のダークカラーから女性も使いやすい明るいカラーまで、バリエーション豊富な全7色展開です。

レター型名刺入れ

「失礼にならない範囲で、最大限個性をアピールしたい!」そんなおしゃれ好きの女性にぴったりな名刺入れです。

ユニークなデザインと名前の彫刻が、営業トークの雑談ネタになること間違いなし。

見た目がかわいいだけでなく、約40枚の収納力と仕切りポケットで使い勝手も抜群です。

使いやすいダークカラーから女性らしいパステルカラーまで、全9色をご用意しました。

まとめ

新卒さん向きの名刺入れの選び方をまとめると、以下のようになります。

  • どの業界でも無難に使えるのは革製
  • ダークカラー(ブラック・ブラウン・ネイビーなど)が基本。女性はパステルカラーもOKな場合あり
  • 柄やロゴが目立たないシンプルなデザイン
  • 最低でも20枚程度収納できる
  • 自分と相手の名刺を分けられる仕切り・ポケットがある

名刺入れはただのファッション小物ではなく、スーツやネクタイと同じビジネスアイテムです。

好きな色・ブランドの名刺入れでモチベーションを上げていきたいところですが、ビジネスにおいて重要な「第一印象」を損ねては元も子もありません。

名刺入れに大胆な“遊び”を取り入れるのは、もう少し年齢と経験を重ねてから。

まずは仕事の基本をしっかり覚えて、おしゃれな名刺入れに見合う「デキるビジネスパーソン」を目指しましょう!

万が一名刺入れを忘れてしまった場合の対処法もまとめていますので、入社前にチェックしてみてくださいね。

名刺入れを忘れたときの対処法!名刺入れを売ってる場所・代用できるものは?名刺入れを忘れたときの対処法!名刺入れを売ってる場所・代用できるものは?
SHARE