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【後悔しない日記の捨て方】処分する前にやるべきことと安全な捨て方

【後悔しない日記の捨て方】処分する前にやるべきことと安全な捨て方

部屋の片隅で眠っていた日記。普段読み返すことはなくても、その中にはたくさんの思い出や記録がつまっています。「置いておくとスペース取られるし捨てちゃいたい。でももしかしたら後悔するかも……」そんな思いで捨てるに捨てられずしまい込み、結局大掃除のたびにどうするか悩んでいるという方も多いかもしれません。

今回は日記を捨ててから後悔しないためにやるべきことと、安全な捨て方についてご紹介します。やるべきことを事前にチェックしておけば、捨てる・捨てないの判断が迷いなくできて気持ちが軽くなりますよ。

日記を捨てたくなる理由

日記を捨てたくなる理由

もう日記を書かなくなった

日記を書くのをやめると同時に、これまで書いてきた日記も処分してしまおうと思う方が少なくないようです。「日記を書く必要がなくなった」のではなく、「日記が続けられないからやめてしまおう」と思っている方は、捨ててしまう前にもう一度だけ、日記を継続するコツを試してみてくださいね。

【日記が続かない人必見!】挫折の原因と継続のコツ7つ【日記が続かない人必見!】挫折の原因と継続のコツ7つ

モノを減らしたい

「引っ越しの前に荷物を減らしたい」「断捨離して身軽になりたい」……などなど、持ち物を減らしたいと思ったときに、捨てるものの候補に日記がよくあがります。日記には過去の思い出や記録が詰まっていますが、「今日を生きるのに必要なもの」と考える人はおそらく少数派なためでしょう。

誰かに読まれるのがこわい

誰かに読まれるのがこわい

日記には自分以外の誰かに読まれると困る内容も書いてありますよね。単に恥ずかしいというだけではなく、人によっては大切な個人情報や仕事に関する機密情報が書いてあったりもします。日記に書いたそのときは気にならなくても、後になって誰かに読まれる可能性を考えて処分したくなることもあるでしょう。

また「自分が死んだ後家族に読まれたくない」「遺品の処分で迷惑をかけたくない」という思いから、「終活」の一環として日記を捨てる方も多くいらっしゃいます。

過去にとらわれたくない

日記にネガティブな出来事や感情がたくさん書いてあると、読み返すたびに気持ちが引っ張られ、憂鬱になってしまうことがあります。いつまでも過去の嫌な気持ちや運気を引きずらないために日記を捨てるという方も多いでしょう。

後悔しないために!日記を捨てる前にやっておくべきこと

捨てたいと思う理由が多くある一方で、実際に日記を捨ててから「やっぱり捨てなければよかった」と後悔する方も少なくありません。日記を含め、手紙やアルバムなど後で買い直したり他のもので代用したりできない思い出の品は「捨てて後悔したものランキング」の常連です。

捨てたことを後悔しないために、事前にやっておくべきことがあります。勢いに任せて大切な思い出や記録を処分してしまわないように、自分の心の声と向き合いながら慎重に検討しましょう。

一度読み返してみる

一度読み返してみる

捨ててしまう前に、まずは一度読み返してみましょう。「そういえばこんなこともあったなあ」とよみがえった思い出に浸るだけではなく、思いがけず大事な情報が出てくることもあるかもしれません。

長らくログインしていないサービスのパスワードや、知り合いの連絡先などがメモしてあることもあるので、ひと通りさっと目を通しておきましょう。

「読み返すのが辛い」という方は、無理せずそのまま処分に移りましょう。今後も読み返すことがないのなら、もう捨てたのと同じようなものです。

大事なページは保存しておく

改めて読み返してみると「日記全体はいらないけど、特に思い入れがあるページだけは残しておきたい」という場合もあります。そんなときは該当するページだけ切り取って、ファイルなどに保存しておきましょう。

「モノ」として残しておく必要がなく、あくまで何が書いてあるか分かればいいというケースなら、スキャンしたり写真に撮ったりしてデジタルデータとして保存しておく方法もあります。

こんな日記は処分せずにとっておこう

こんな日記は処分せずにとっておこう

「今」の生活に役立つことが書いてある日記

日記にスケジュールを詳細に書いている場合は、備忘録として日記が役立つことがあります。毎年のことならともかく、数年に一度のイベントは結構忘れがち。役に立ちそうな部分が少なければ、その部分だけでも抜き出して別の手帳などに書き残しておきましょう。

「自分以外の読者」がいるかもしれない日記

子育て日記や闘病日記など、将来見つけて読んだ誰かの役に立つかもしれない日記は置いておきましょう。人に見られると恥ずかしい弱音や恨みつらみ、今となっては単なる「過去の思い出」でしかなくなったことも、今同じ経験をしている人にとっては辛さを乗り越えるための励ましになることがあります。

闘病記は生死を左右するような壮絶なものを連想しますが、実際には「命には関わらないけど日常生活が辛い」という病も数多くあります。ブログなどで公開すれば、誰かの役に立つ日が来るかもしれません。また、子育て日記は自分の子どもが結婚したり親になったりしたタイミングで手渡すという方も結構多いようです。

読み返すとポジティブな気持ちになれる日記

「日記を手元に残しておくといつまでも過去にとらわれてしまって良くない」と感じる方もいます。しかし、読み返すたびに気持ちが前向きになるようなポジティブな内容の日記ならば、残しておいたほうがいいでしょう。いつか困難な壁が立ちはだかったとき、乗り越えるための活力になってくれるかもしれません。

安全な日記の捨て方

「捨てても後悔しない!」という確信が持てたら、処分に取り掛かりましょう。金属やプラスチックのバインダーが付いている場合は、可能な限り取り外しておきます。紙の部分は「燃やすゴミ」として、その他の部分は自治体の分別に従って出してください。

分別ができたら、内容が誰かに見られないようにもうひと手間加えましょう。日記をそのまま燃やすゴミや古紙回収に出してしまうと、中身が他人に見られてしまう可能性があるためです。大切な個人情報や誰にも知られたくないプライベートが流出しないよう、正しく処理しましょう。

焼却処分(野焼き)はNG!

焼却処分(野焼き)はNG!

日記を処分しようと思ったとき、自宅の庭などで焼いてしまおうと思う方もいるかもしれません。しかし、こういったいわゆる「野焼き」は、現在「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の規定により原則禁止されています。

この法律には一部例外もありますが、日記はその中に含まれません。つまり、日記を焼いて処分することはできないということです。絶対に読まれないように処理したいという方は、以下の方法を参考にしてください。

読めないように塗りつぶす

読めないように塗りつぶす

サインペン・墨汁・黒い絵の具などを使って、書いてある字が読めないように全て塗りつぶす方法です。冊数が多い場合は、バケツに色水を用意して一気に浸してしまうと手間が省けます。ただし、色が薄いと乾いたときに文字が透けて見えてしまうこともあるので、一定以上の濃度にするにはそれなりの量が必要です。

シュレッダーにかける

シュレッダーにかける

シュレッダーにかけてしまえば、個人情報も漏れず安心です。シュレッダーがない場合は、少々面倒ですが手で少しずつ切って捨てることもできますし、「シュレッダーばさみ」という商品もありますのでお入用の方はぜひ調べてみてください。

ガムテープでグルグル巻きにする

ガムテープでグルグル巻きにする

ちょっとやそっとのことでは開けないよう、ガムテープでグルグル巻きにしてしまう方法です。とても手軽にできて時間もそれほどかからないのが利点ですが、悪意を持った相手にはさみなどでこじ開けられる可能性もあります。

安全性を高めるために、ゴミに出す際に袋を二重にしたり他のものと混ぜたりして、外から中身が見えない工夫をするといいでしょう。

生ゴミと一緒に捨てる

生ゴミと一緒に捨てる

生ゴミと一緒の袋に入れてしまえば、わざわざ中身を漁ってまで日記を読もうとする人はほぼいなくなるでしょう。カラスなどの野生動物に荒らされて中身が出てしまう可能性もなくはないので、前述した他の方法と組み合わせるとより安全です。

お焚き上げしてもらう

お焚き上げしてもらう

「処分はしたいけど、たくさん思い出が詰まっている日記をゴミとして捨てるのはちょっと……」そんな方におすすめなのが、神社やお寺での「お焚き上げ」。お焚き上げと言うと人形や故人の遺品を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、「想いがこもったモノ」である日記も同じようにお焚き上げしてもらえます。

郵送でお品を受け付けてくれるところもあるので、忙しい・近くにお焚き上げしてくれる施設がないという理由で直接持ち込むことが難しい方も利用可能です。日記以外のものもまとめて引き受けてもらえますので、処分したいものがたくさんあるという方はぜひ利用してみてください。

さいごに

「日記を処分したら積み重ねてきた時間が無くなってしまうようで辛い」と感じる方もいます。しかし、日記を処分したからと言って「今」のあなたの存在が揺らいでしまうことはありません。

「何のために日記を書いていたのか?」「持ち続けることが負担になっていないか?」といったことを考えた上で、もう自分には必要ないと判断したのであれば思い切って捨ててしまいましょう。

大切な記録や感情は、記憶と心の片隅に。捨てるにしても捨てないにしても、「どうしたらいいかわからない」状態から抜け出せれば清々しい気持ちになりますよ。